2019年9月14日885 ビュー View

【HAWAII】虹の橋を渡っていったカルヴィンとスージーが残してくれたもの。 ー特集「ゴルの魅力vsラブの引力」

大好きだったフワフワな金髪のカルヴィンとスージーは、家族に何を残してくれたのか。ハワイに生きるペットの健康と幸せを願う一家の想いとは。

憧れのハワイで暮らす家族のすてきな物語です。

誰でもそうだと思うけど家族として、犬が大好き

★Family

アリイ・ヤマネさん

スティーブ・ヤマネさん

 

★Ret

ヘンリー(2歳)

エマ(12歳)

トミー(12歳)

 

人生を変える、レトとの出会い

青い空と海、白い砂浜、豊かな緑……。

 

爽やかな風を感じながら、温暖な気候のなか自由にのびのびレトと暮らす。

 

常に自然と、何より海が近くにあるハワイでの生活は、飼い主にとってもレトたちにとっても、憧れのライフスタイルだろう。

 

ハワイで犬達は「Buddy(相棒)」と呼ばれ、ドッグパークやビーチを訪れれば、犬連れの一家が、まさに理想のワンシーンを体現している。

 

カルヴィンは社交的で、いつも構って構ってとじゃれてくる人懐こい性格でした。それに対してスージーはクールでスマートだったわ

 

そう話すのは、ハワイ在住のヤマネ夫妻。現在も3頭のレトリーバー、ヘンリーとエマ、トミーと仲良く暮らしているが、夫妻にとって忘れられない存在なのが、初代のレト、カルヴィンとスージーだ。

3頭のレトたちは、自宅のプールサイドの芝生で遊びまわるのがお気に入り。キラキラの笑顔が眩しい一家は、いつも一緒に楽しい時を過ごしている

 

もともとはスティーブが大型犬を飼いたいと思っていたときに、ちょうど友人のレトリーバーに子犬が生まれたんです。最初はカルヴィンを引き取ったんですが、母犬や家族と離れたことが原因なのか、ひとりぼっちで落ち込んでいて元気がない様子だったんです……。そこで同じ兄妹からもう一頭引き取ることにしました。それがスージーです

 

ところがカルヴィンは成長期にもかかわらず、あまり熱心にエサを食べず、7カ月になる頃には、エサを食べるのを拒否するようになってしまったのだという。

レトリーバー達は海で泳ぐのが大好き。楽しい思い出はいつも家族と一緒

 

カルヴィンとスージーが家族になったとき、私たちは犬を飼うことに対してまったく知識を持ち合わせていなかったんです。特に食べ物に関しては、スーパーマーケットで買ったドッグフードを与えていればいいものだと思っていました

 

その原因ははっきりわからなかったが、夫妻には病気だとも思えず、次第に食べ物に関心を持つようになっていく……。

 

最初は自分の子どもたち(犬たち)が毎日口に入れる食べ物には、材料として何が使われているのかから始まり、ペットフードに関するリサーチを続け、それが、今日に至っています

女の子と男の子らしく仮装もバッチリ!

 

そう、ヤマネ夫妻はカルヴィンをきっかけに、2010年、ハワイに『カルヴィン&スージー』という店を開いたのだ。

 

当時ハワイには、質の高い安全なドッグフードを扱う専門店がなく、『カルヴィン&スージー』はいわば、安心安全なペットフードのハワイにおけるパイオニア。

 

オリジナル商品である犬のトリート(おやつ)は、人間が食べても安心な材料を使っている。例えば、人気商品であるクッキーは、砂糖、塩、保存料は使わない。

 

その代わりに、しっかりと乾燥させることで保存をきかせるなどの工夫をしているのだ。

安心・安全な犬用のおやつ各$13

 

ちなみに安全な材料を使った食事を食べるようになったカルヴィンは、食欲も出てもりもりとフードを食べ、食べ終わった後にボウルをなめるほど、食べることが大好きに。

 

周囲の人々も、次第にフードへの関心を高めていった。

 

2代目レトたちと暮らす今、改めて感じるレトの魅力とは?

3兄弟が集まればいつも家族は賑やかに

 

2012年、カルヴィンとスージーが虹の橋を渡っていった後も、レトに人生を揺さぶられたヤマネ夫妻は、彼らが残してくれた思い出と教えを心に刻みながら、新しい家族(レト)との生活を充実させている。

外で遊び疲れた後は、自宅でのんびり。フワフワの金髪は抱きつきたくなるかわいさだ

 

やっぱり、レトリーバーの魅力は、“THE DOG(犬らしい)”というところ。でもなぜ好きかと改めて聞かれると、初めて飼ったカルヴィンとスージーのことが性格も見た目もすべて好きだったから……という、シンプルなことになってしまう。誰でもそうだと思うけれど、この種類が好きだというよりは、自分の家族となった犬のことが好きなんじゃないかな。私たちにとって最初の家族がレトだったんです

 

 

 

カルヴィン&スージー CALVIN&SUSIE

白を基調とした爽やかな店内

1016 Kapahulu Ave.,

Honolulu

☎808-734-2320

http://calvinandsusie.com

 

 

写真=酒井やし 文=小出健太郎

 

※この記事は、雑誌『RETRIEVER vol.88(エイ出版)』からの転載です。一部加筆・修正をし、公開しています。

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