レトごはんは1日3回がベスト!その理由は?
愛レトの食事は1日何回あげていますか? もちろん、家族の生活スタイルによって、あるいは飼い主さんの考え方によって1日1回~3回くらいまで様々だとは思います。そう考えれば、何回がベストだという正解はありません。ですが今回は、1日3回の食事をおすすめしてみます。その理由は……。
1日の食事回数を増やしたほうが太りにくい
人間のダイエット失敗例でもたびたび話題にのぼるのが、朝ご飯や昼ご飯を抜いてしまうと太りやすくなるというもの。
人間や犬などの動物は、食事をすると代謝がアップして、体脂肪が燃焼されやすくなります。
逆に食事の回数が減ると、空腹の時間に体が栄養不足になっていると感知して、次の食事の際にはなるべく多くの栄養や脂肪を体内に蓄積しておこうとするようになります。
つまり、食事回数が増えれば、1日をとおして代謝を高く保てて太りにくい状態に体を導くことができるのです。
さらに、1日の摂取量を小分けにして与えると1回の食事での摂取量が減るので、血糖値の上昇率も安定するというメリットもあります。
とくに、ラブラドールやゴールデンは太りやすい犬種。万病のもとになる肥満にさせないためには、同じ摂取量でも、1日2回よりも3~4回に分けて与えるメリットは高いと言えるでしょう。
食べるのが大好きなレトがうれしくなる
レトリーバーを愛する飼い主さんたちには周知の事実かと思いますが、レトたちはとにかく食べるのが大好き! フードボウルを見れば、ダラーっとよだれを垂らしてしまったり、おやつを見た瞬間に目がキラキラと輝いたり……。
そんなレトたちを喜ばせてあげるために、1日の食事回数を増やすというのもアリだと思いませんか?
ランチを食べる飼い主さんを横目に「あぁ、ボク(ワタシ)は1日2回なんだっけか」と、ふて寝をしている愛レトを見るよりも、「やったぁ♪ ボク(ワタシ)にもランチがあるんだよね~」と、うれしそうな顔をする愛レトを見るほうが、飼い主さんとしてもストレスにならずにハッピーなはず。
人間も同様ですが、レトは空腹状態をガマンしているとイライラしてくる可能性があります。そのストレスを軽減させてあげられるというのも、1日3回の食事のメリットと言えるでしょう。
実際に、ストレスが原因と思われる家具の破壊行動や足先を舐めるレトリーバーの問題が、食事回数を増やすことで解消されたという例も、ドッグトレーナーなど犬のプロから聞かれます。
肥満と並んでストレスもまた万病のもと。愛レトの充足感と満足感を高めるという視点から、食事回数を増やすことを検討してもよいかと思います。
おやつをあげすぎないで済む
ちゃんと食事の管理ができる飼い主さんには関係がないかもしれませんが、食事を1日3回にして、その1食分をトレーニングのご褒美として使用することで、カロリーの高いおやつを与えすぎずに済み、愛レトの健康管理がしやすくなるというメリットもあります。
もともと朝食を腹十分で摂取していない愛レトは、昼食タイム前後のトレーニングでは空腹感も手伝って、ふだんのドライフードでも十分においしそうに思えてモチベーションがアップするのではないでしょうか。これも、大きなメリットです。
飼い主さんによっては、自分だけランチを食べているのに愛レトにはなにもないことに少々の罪悪感を覚えて、ついつい人の食べ物をおすそ分けしたり、ランチタイムにおやつをあげてしまうことも。
すると、場合によっては愛レトの健康を損なうことにつながりかねません。けれども愛レトにもちゃんとランチを与えれば、そうした心配は不要ですね!
消化機能が低下した老犬は1日3~4回がベスト
老齢になると、消化機能が衰えてきます。そのため、シニアレトは1日3回くらい、ハイシニアレトは1日4回くらいに食事を小分けにするのがベスト。
パサパサしたドライフードだと、飲み込む力が衰えていているハイシニアレトには食べづらいため、ウェットフードをチョイスするケースが増えるかもしれません。
ウェットフードはドライフードよりも多量に食べる必要があるため、ウェットフードを与えるのであればなおさら、1日の食事回数は小分けにするのがベターと言えるでしょう。
ふやかしたドライフードを与えるときも、1回の食事で水分を多く摂りすぎないように、1日数回に分けるたほうが安心です。
ご存じかとは思いますが、消化機能が未発達な子犬期も、食事回数を1日3~4回にしなければなりません。さらに、子犬は低血糖を起こしやすいという理由からも、食事回数を増やすのが重要です。
人間の食事同様、きっちりと食事の時間を定めなくても大丈夫! 愛レトの心身の健康促進のために、明日からさっそく、1日3回食をスタートしてみてはいかがですか。
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