2019年4月13日197 ビュー View

【音楽で犬の脳に変化が】愛レトを安心させる「音活」のススメ

愛レトとの生活でもっと安心感を与えてあげるために、音楽を有効に使うのがおすすめ。自宅にいるときや留守番時などに、ぜひ音活を♪

 

 

犬も音楽に癒される

レトリーバー,音活

MPH Photos/shutterstock

音楽には癒しの効果があることが知られています。

 

たとえば、人間の実験でもモーツァルトをはじめとするクラシック音楽を聴くと、脳がリラックスした状態になるα波という脳波が出されることが明らかになっています。

 

実はリラックスへと導く音楽はクラシックだけではありません。

 

人に対してドイツで行われた実験によると、ダンスミュージックを聴くと、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量が抑えられ、免疫力が高まったというのです。

 

アメリカでは心の病の回復のため、音楽療法が盛んに取り入れられてもいます。

 

音楽は自律神経を整えて心を癒すのにすばらしい効果を持っていると言えるでしょう。

犬でも、音楽を聴かせる実験はいくつか行われています。

 

それによると、クラシック音楽を聴いた犬は穏やかな表情になって寝そべって休んだとか。

 

逆に、ハードロックやヘビメタを聴いた犬は心拍数が上昇してコルチゾールの分泌量も増加したという報告もあります。

 

さらに、人も犬もレゲエを聴いてもストレスが低下した状態になることもわかりました。

愛レトの気持ちを落ち着けて癒してくれる音楽を、ぜひ日常生活で活用しましょう。

 

飼い主さんと一緒にいるときに音楽を聴いて

レトリーバー,音活

Nordic Moonlight/shutterstock

犬は群れで生活する動物です。そのため、同じ群れの仲間の心理状態を敏感に感じ取る力を備えています。それは、本来は単独行動をする猫よりも、犬のほうがすぐれている能力でしょう。

 

飼い主さんが愛レトと一緒にいるとき、ヘビメタやハードロック以外の好みの音楽をかけてみてください。

 

飼い主さんの気持ちが落ち着いたり、明るい気持ちになったりしたのを愛レトは感じとって、愛レトもまた飼い主さんと同じような気持ちになるでしょう。

 

音楽は記憶にも関係するという研究が明らかになっています。

 

認知症の患者に昔聴いたことのある音楽を聴いてもらうと、脳が活発化したというのです。

 

そう考えると、飼い主さんと一緒に聴いた音楽は、愛レトの記憶に飼い主さんのぬくもりや面影とともに残るに違いありません。

 

ということは、愛レトを留守番させる際に、飼い主さんと一緒に聴いた音楽をかけておくことで、愛レトのさびしい気持ちをなごませられるのではないでしょうか。

 

不安感を取り除くのにも音楽の活用を

レトリーバー,音活

Parilov/shutterstock

飼い主さんの好きな曲を聴くと、愛レトは心が安らぐと考えられます。

 

留守番時のみならず、病中病後などで痛みを感じている場合や、雷や暴風の音に怖がっているときにも音楽を活用しましょう。

 

音楽を聴けば、少しは愛レトの不安感を軽減させてあげられるはずです。

 

そもそも、雷や暴風の音を、音楽の音にかぶせると感じにくくなるのも音楽をかけるメリットです。

 

ちなみに、雷や暴風の音を怖がるのは、仕方がないこと。

 

野生の環境下では、雷や暴風に恐怖を感じて洞穴などに隠れないと、雷に打たれたり暴風によって飛んできた木の枝に打たれて命を落とす危険性があります。

 

生き抜くためには、雷や暴風の音を怖がる気持ちはなくてはならないものなのです。

 

よく、子犬の頃に雷の音を聞かせながらおやつを食べさせるなどすると、雷の音に社会化をして怖がらなくなると言われます。

 

成犬になってもそのまま雷の音に対する恐怖心を抱かないでいられるレトリーバーもいれば、やはり警戒心の高まりとともに雷に対する恐怖心が湧いてしまうレトもいるでしょう。

 

だとしても、もともと命を守るために初期設定されたプログラムだと考えて、飼い主さんとしてもその恐怖心を自然に受け入れてあげてください。

 

雷が轟いたら、せめて音楽やおやつで少しでも不安感を軽減させてあげたいものです。

 

ドライブ嫌いのレトにも音楽を

レトリーバー,音活

iko/shutterstock

車酔いをしてしまうレトにも、ふだん飼い主さんと自宅でリラックスタイムに聴いている音楽を車中で聴かせてあげるのが有効です。

 

少しでも気持ちを落ち着け、好きな音楽を聴くことでドライブに対する苦手意識を軽減させてあげられるでしょう。

 

もし、車酔いをしたときにラジオをかけていたのであれば、ラジオの雰囲気に対して嫌な記憶が残っているかもしれません。

 

車に慣れるまでは、ラジオではなく、自宅で聴いている音楽を流すのをおすすめします。

 

留守番時だけ、愛レトがさびしい思いをしないようにとラジオをかけている飼い主さんがいるかもしれません。

 

ところが、前述の理由と同じで、ふだんはラジオをかけないのであれば愛レトはラジオの音に対して嫌なイメージがついている可能性も。

 

あくまでも、愛レトを安心させてあげられるのは飼い主さんが好きな音楽であるのでご注意を。

 

ドッグスポーツにも音楽が有効

レトリーバー,ペットオーナー検定

AnnyStudi/shutterstock

私たちはよく、スポーツ選手が競技や試合前にヘッドフォンで音楽を聴いている姿を目にするかと思います。

 

音楽には気分を高揚させてくれる役割もあります。

 

ドッグスポーツに取り組んでいるレトリーバーには、練習の際にやる気がアップしそうな音楽を流して「勝負音楽」にするのもよいでしょう。

 

最近ではYouTubeや音楽アプリなどで検索すると、犬のためのリラックスミュージックも見つかります。

 

愛レトとの音活を、ぜひ楽しみながら行ってみてください♪

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

顔をなめさせると危険!? 愛レトからうつる感染症に注意

 

臼井京音 プロフィール

ドッグライター・写真家として約20年間、世界の犬事情を取材。30歳を過ぎてオーストラリアで犬の問題行動カウンセリングを学んだのち、家庭犬のしつけインストラクターや犬の幼稚園UrbanPaws(2017年閉園)の園長としても活動。犬専門誌をはじめ新聞連載や週刊誌などでの執筆多数。

いいなと思ったらシェア

おすすめ記事