2019年7月16日1,244 ビュー View

犬の凝視は「威嚇」を意味する〜目で愛レトの気持ちを読み取ろう〜

「目は口ほどに物を言う」ということわざがあります。犬は人に対して、言語を用いてコミュニケーションを取ることができません。その代わり、目で気持ちを表現していることが多々。愛レトの目の様子を見て、その感情を読み取ってみましょう。

犬の目と人の目の違う点

レトリーバー,アイコンタクト

Nooper/shutterstock

犬の目は人間の目と、一見して大きな違いがあります。

 

それは、白目がほとんど見えないこと。白目は、どこを見ているのかを知るのに役立ちます。

 

人間が相手の白目の位置を見れば、視線がどこに向かっているかがわかります。

目と目を合わせたり、見つめあったりしてコミュニケーションを深める人間同士においては、白目は重要な役割を果たしていると言えるでしょう。

 

犬同士では、相手を凝視するのは、威嚇のサイン。

 

初対面の犬同士が目と目を合わせるのは敵対心を表現することになり、ケンカにつながりかねません。

犬同士は主に、においを嗅ぎあうことで情報収集をしたり、体勢や耳やしっぽなど体全体を使ってボディランゲージを発します。

そのため、相手の視線を追うことは犬にとってはそれほど重要ではなく、白目はとくに必要ではないと考えられます。

 

親しくない犬の目は見つめないで

レトリーバー,アイコンタクト

Dale Towers/shutterstock

飼い主さんに見つめられると、愛レトは心がつながった感覚を得てうれしく感じることでしょう。

けれども、見知らぬ人にレトが見つめられた場合、緊張するのは確かです。

 

前述したように、犬同士では相手を凝視するのは威嚇の意味を持つからです。

さすがに、もともと穏やかな気質で決してケンカっ早くないレトリーバーたちは、見つめたられた見知らぬ相手にすぐに応戦して攻撃を仕掛けることはないでしょう。

 

とはいえ、「なんだよぉ!」と相手に吠えてしまう可能性はあります。

いずれにしても、愛レトを緊張させるので、あまりじっと見つめてくる人には愛レトから自然と視線をはずすように婉曲的に誘導するなどと言った対処を早めにとるとよいでしょう。

逆に、私たちも、あまりよく知らない犬の目は見つめないようにしたいものです。

 

飼い主を凝視してくる理由は?

レトリーバー,舐める

iko/shutterstock

相手が犬であった場合、愛レトは敵意がない限りは決して凝視することはないでしょう。

 

でも、飼い主さんに対してはじーっと見つめてくるときがあります。

たとえば、飼い主さんの食事中。あるいは、散歩時間が近づいてきたとき、テレビを観ている飼い主さんのそばに座ってなど。

これらは、愛レトからの催促だと考えられます。

 

飼い主さんの食事中ならば、「ねぇ、少しわけて」、散歩時間近くならば「ねぇ、早く散歩に行こうよ」といった具合です。

もちろん、「大好きな飼い主さんをずっと眺めていたいな」という純粋な愛情表現や、飼い主さんの行動に興味を示して見つめていることはありますが。

吠えたり飛び掛かったりといった、困る行動で催促されているわけではないので、凝視という手段での催促に応えるか応えないかは、飼い主さんのご自由に。

 

敵意がないことをまばたきで示す

レトリーバー遠視

Parilov/shutterstock

犬は人間ほどまばたきをしません。

でも、まばたきを何度も繰り返すことがあります。

 

それは、目が合った相手に対して敵意がないことを示すためたと言われています。

同様の理由から、目を細めることもあります。

たとえば飼い主さんに叱られたりしたとき、愛レトは目を細めてまばたきを繰り返すかもしれません。

自信たっぷりで強気なレトは、あまりまばたきをすることはないでしょう。

 

目線をそらすときの気持ちは?

レトリーバー,災害対策

AndrejLV/shutterstock

まばたきや目を細めるのと似ているサインに、相手からの目線をはずすというものがあります。

これは、愛レトが自分自身や飼い主さんを落ち着かせようとする「カーミングシグナル」などとも呼ばれるサインのひとつ。

自分の苦手な相手や、自分よりも強い相手が近づいてきたときにも、相手に対して敵意がないと示すために目線をそらすこともあります。

ほかにはただ単に、知らんぷりをして飼い主さんからの指示に従わないようにしようとしている可能性も!

いずれにしても、視線をはずしているときは、そっとしておいてほしいという気持ちの表れであると思ってよさそうです。

 

瞳孔が開くのは興奮しているとき

レトリーバー,アイコンタクト

Salineekapui/shutterstock

愛レトの瞳を見ると、その感情が読み取れるようになります。

瞳孔が大きく開くのは、興奮したとき。

 

大好きなボールを目の前にしたり、フードボウルを見つめているときは、きっと瞳孔が開いているはず。

驚いたときも瞳孔が開きます。愛レトの目の前に鳩が舞い降りてきたり、仲のよいレト仲間に散歩で遭遇したときなどがその例です。

興味を抱いた対象物を見つめているときも、多少の瞳孔の開きが確認できるでしょう。

 

退屈していると瞳孔が収縮する

レトリーバーにおい

dezy/shutterstock_

ぼんやりしながら自宅で何もせずくつろいでいるときや、退屈しているときは、レトの瞳は縮小します。

 

眠いと感じているときも、瞳孔は小さく収縮するでしょう。

マッサージやTタッチを愛レトにしていて、うっとりとしているときもおそらく瞳孔は小さくなっています。

瞳孔の大きさを判断するには飼い主さんに多少の観察眼が必要となりますが、目の動の様子を注意して見ながら愛レトの心境を読み取って、日頃のコミュニケーションを深める一手段として役立ててみてくださいね。

 

 

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