2019年6月29日741 ビュー View

【密着レポート】鍼治療やオゾン療法で若さを保つ〜11歳のゴールデンレトリーバー・りんごくん〜

みなさんは、ホリスティックケアについて関心はありますか? 今回は、愛レトの健康寿命を延ばすべく、獣医師に定期的にホリスティックケアを受けているというゴールデン・レトリーバーの飼い主さんに話をうかがいながら、ゴルのケアに密着しました。

ホリスティックケアとは?

レトリーバー,オゾン療法

ホリスティックという言葉は、ギリシャ語で全体性を意味する「ホルス」に由来していて、つながりやバランスといった意味あいを持ちます。

 

ホリスティックケアは、現代西洋医学を補完したり、西洋医学に替わりうる治療法となる「補完代替医療」をはじめ、人や動物が本来持つ自然治癒力や免疫力を高めるために行われるケア。

 

レトリーバーをはじめ、ここ数十年の間に犬の寿命は飛躍的に延びました。

 

そうなると、足腰の衰えといった老化による困難さを感じる期間が長くなったり、がんなどの生活習慣病にかかる犬が増えているのも事実。

 

そのような状況にあって、鍼灸、指圧、マッサージ、Tタッチ、アロマテラピー、ジェモセラピー、オゾン療法、漢方薬、サプリメントなどのホリスティックケア全般が近年注目を集めているのです。

レトリーバー,オゾン療法

鍼治療中の様子。先生に触られてうれしいのだとか

 

愛レトの性格も考慮のうえ、ベストマッチなホリスティックケアを選び、アンチエイジングや健康促進、痛みの緩和などを行いながらシニアレトのQOL(生活の質)を改善してあげましょう。

 

獣医師が行うホリスティックケアに密着

今回は、アキ ホリスティック動物病院(東京都八王子市)の院長である菅野晶子先生による、11歳のゴールデン・レトリーバーの鍼灸治療やオゾン療法などを取材させていただきました。

レトリーバー,オゾン療法

「これからホリスティックケアを受けるんだよ~」byりんごくん

 

飼い主の前野さんに、ホリスティックケアを始めたきっかけをうかがうと、

 

「りんごは42kgもある大きめのゴールデンなんです。現在11歳半ですが、11歳前後から車の後部座席にジャンプして上るのがキツくなったみたいで……。後ろ脚のキック力が落ちたのでしょうか? 筋肉が衰えてきた老化現象といえばそれまでですが、いつまでも、少しでも若々しく楽しく過ごしてもらいたいなと思って」

 

と、前野さんはホリスティックケアを受けることを決意したそうです。

 

オゾン療法でアンチエイジング

レトリーバー,オゾン療法

オゾン療法を受けている、りんごくん。痛くなく、このとおりの笑顔

 

菅野先生によると、加齢とともに体内の臓器に老廃物が蓄積されてしまうそうで、なるべく老廃物や毒素の排出を促してあげるのがシニアレトの健康の秘訣だそうです。

 

血液循環を改善して毒素を自力で排出する役割を果たす療法のひとつとして、菅野先生はオゾン療法を取り入れています。

 

「オゾン療法によって免疫力が高まり、デトックスができると表現すればわかりやすいかもしれません。加齢が原因の不調を軽減できるということです」と、菅野先生はオゾン療法の効果を教えてくださいました。

レトリーバー,オゾン療法

院内で生成したオゾンを注射器に入れ、りんごくんに肛門から注入

 

取材日にりんごくんには行っていませんでしたが、同様にデトックス効果のあるジェモセラピーも菅野先生は取り入れることがあるそうです。

 

「ジェモセラピーは、新芽療法とも言われるハーバルサプリメントです。ヨーロッパの医学界では人間向けの医療現場でも使われているんですよ」とのこと。

 

与え方は、愛レトの飲み水やフードに、ハーバルエッセンスをスポイトを使って垂らすだけ。その手軽さからも、今後は日本でも広がっていくのではないでしょうか。

 

鍼灸治療で顔つきや姿勢が改善

オゾン療法に続いてりんごくんに行われたのは、鍼灸師(人向けの国家資格)でもある菅野先生による鍼治療。

レトリーバー,オゾン療法

経絡上に鍼を刺していきます

 

人間同様、犬の体にも東洋医学で言われるところのツボがあり、そこを刺激することで健康の促進が期待できます。

 

「ツボは、気(エネルギー)の通り道である経絡の上に配置されています。そこを、鍼や指などで刺激すると、健康促進につながるのはもちろん、椎間板ヘルニアや関節炎などの症状が改善することもめずらしくありません」(菅野先生)。

 

菅野先生に鍼を刺されるりんごくんは、リラックスして横になっています。

 

鍼を刺している状態を数十分キープする必要があるそうですが、痛みを感じないため、りんごくんはスヤスヤと眠っていました。

レトリーバー,オゾン療法

頭や顔に鍼を刺す際は飼い主さんが支えながら

 

「鍼治療のビフォーとアフターでは、りんごの顔つきが変わるんですよ。治療前は眼下の皮膚が下がっていても、治療後は目がパッチリします。下方に落ち気味だった腰も、鍼治療のあとはシャキッと高くなりますね」と、菅野先生と前野さんは口をそろえます。

 

光療法(CCLT)で体内の循環を促進

鍼治療に続き行われたのは、光療法(CCLT)。

 

「特殊な光を発する、人間用の機器を使用して行う療法です。鍼ではアプローチできない深部にまで、光ならば届けられます。光の波長が体内をめぐることで、体内の循環が良くなるんですよ。また、青い光を当てると痛みを軽減させることもできます」と、菅野先生は説明をしてくださいました。

 

りんごくんは、横になったまま、光療法を受けていました。

レトリーバー,オゾン療法

前足と後足に光を当てて行われた、りんごくんへの光療法

 

最後は指圧とマッサージで仕上げ

最後は菅野先生がりんごくんにマッサージと指圧をして仕上げをするのがいつものパターンだそうです。

 

「菅野先生によるひととおりのケアが終了すると、りんごは表情も姿勢もシャキッとなっていますね。若返ったように見えます」と、前野さん。

 

「ホリスティックケアを継続的に行うことで、りんごくんはアンチエイジングできているのでしょう」と、菅野先生は語ります。

レトリーバー,オゾン療法

とくに下半身をケアしたいりんごくんに、足腰をマッサージ&指圧

 

まとめ

鍼治療やオゾン療法など獣医師しか行えないケアもありますが、飼い主さんが行える指圧やマッサージなどのホリスティックケアもあります。

 

機会があれば、愛レトが1日でも長く健康でハッピーなレトライフを送れるように、ホリスティックケアに関して調べたり試したりしてみてくださいね。

アフター。顔もシャッキリ! スッキリ!

 

 

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