2019年2月26日1,041 ビュー View

愛レトは、なぜ地面を引っ掻いたり掘ったりするのか!?

愛レトは、今日も掘っていますか?「ここ掘れワンワン」などという言葉でも知られるとおり、犬はよく掘る動作を見せます。そのワケを知り、愛レトの掘りたい欲求を満たす方法をぜひ実践して、愛レトの笑顔を増やしましょう。掘られて困る場所を愛レトに掘られて困っている飼い主さんには、その解決法を伝授します。

いやいや、掘りすぎでしょ!? の理由

レトリーバー,穴掘り

David Litman/shutterstock

レトリーバーは鳥猟犬で、猟師が撃ち落した鳥を回収するのが主な役割。なので、仕事上は穴を掘る必要はないのですが、ラブもゴルも、たぶん自宅のカーペットなどを懸命に掘っているのではないでしょうか?

 

数多い犬種の中で、穴をもっとも掘るのはテリア種だと言われています。テリアは、ラテン語の大地や土を意味する「テラ」という言葉が由来。その名のとおり、土を掘るのが大好きです。アナグマやネズミを撃退するのが仕事なので、それらの小動物がいる土を掘りたがるからです。

 

さて、ではレトたちがなぜ掘るか。それは、そもそも犬は地面などを引っ掻いて寝床を整える習性を持っているため。野生時代は、土を掘って穴を作り、その中で眠っていました。夏場は土はひんやりと冷たく、冬は穴に入れば冷たい風に当たらずにすみます。

 

その名残で、今でも室内で飼い主さんの布団やカーペットを引っ掻いているレトは多いことでしょう。飼い主目線では、引っ掻くことでぐちゃぐちゃになっていまい、整えられたというよりも散らかった印象かもしれませんが……。

 

あるいは布団やカーペットを掘っても何も変化がないようみ見えますが……。引っ掻き終わったレトたちからすれば、居心地のよいベッドを整えた満足感でいっぱいなはず。

 

本能的な行動なので大目に見てあげて

レトリーバー,穴掘り

Darjush/shutterstock

犬が地面を掘るのは本能的な行動です。なので、よほど困ることがなければ、掘る行動を禁止したりせず、あたたかく見守ってあげましょう。

 

ラグやじゅうたんを掘って困るというのであれば、高級品は客間や倉庫へ移動させ、引っ掻かれても問題ないラグなどに変更するのも、愛レトとおおらかに生活するための解決策のひとつ。

 

実は、掘るという行為でストレス発散ができているレトも少なくありません。なので、雨の日などで散歩に出られない日は、あえて掘らせてあげるのもおすすめ。

 

まずは、ボロボロになったバスタオルやブランケットをいくつか用意してください。それを地面に複数枚置き、その中におやつを仕込んで愛レトに探させます。

 

タオルとタオルの間に挟まっているおやつは、前足で掘らないと取れないように仕込むのがポイント。においを嗅いだり掘ったりという、犬の作業意欲を満たしてあげれば、愛レトの充足感もひとしおでしょう。

 

庭や公園で土を掘るワケ

レトリーバー,穴掘り

Lauren Hamilton/shutterstock

犬が穴を掘るのは、寝床づくりや獲物探しのためだけではありません。とくに庭で土を掘り返す場合、貯蔵が目的の可能性も。

 

貯蔵というと、リスが土を掘ってどんぐりなどを隠すのをテレビなどで見たことはありませんか? まさに、レトたちが行っているのも同じ。そのときに食べきれないエサを一時的に保管しておくために、土を掘ることがあるようです。

 

犬によっては、お気に入りのおもちゃなどを土の中に隠そうとすることもあります。

 

それらの食べ物やおもちゃを探すために、探索行動として土を掘る犬がいます。これは、自分が貯蔵したものではなく、「だれか、このへんになんかいいもの隠してないかなぁ~」といった具合に、ほかの犬や動物が隠したものを探すのを楽しむためです。

 

土の中に暮らす昆虫やミミズやモグラを探し当てた経験があれば、愛レトの狩猟本能がかき立てられている可能性もあるでしょう。

 

最後に紹介するのは、飼い主さんも要注意の理由。

 

庭の土を掘ってトンネルを作り、脱走をもくろむケースです。とくに、発情期のメスのにおいをキャッチすると、そのメスのもとへ行きたくなり、穴を掘って脱走する犬が昭和時代はあとを絶ちませんでした。

 

近年は室内飼育が圧倒的に増えたこともあり、そのようなケースは少なくなりましたが、庭で自由にさせる時間が長いようであれば、愛レトの脱走を注意するに越したことはありません。

 

困った穴掘りをやめさせる方法

レトリーバー,穴掘り

Joseph Gruber/shutterstock

結論から言うと、愛レトには思う存分、掘る行動をさせてあげましょう。

 

でも、手塩にかけて育てたガーデニング用の草花や家庭菜園を掘られて困ったり、脱走が気になるならば、解決策を講じたいものです。

 

もし庭での穴掘り行動に困っているのであれば、愛レト専用の穴掘りスペースを確保してあげるのがベスト。小さな砂場のようなイメージで囲いを作り、そこに骨やおもちゃを埋めて探させてあげれば、愛レトもきっとその穴掘りスペースで夢中になって土を掘ってくれることでしょう。

 

室内での引っ掻き行動が頻繁に出現する場合、運動不足や刺激不足で愛レトにストレスが溜まっている可能性が考えられます。

 

先述のタオルを使った宝探しゲームで掘りたい欲求を満たしてあげるほか、そもそも散歩時間を長くしたり回数を増やしたり、歩くだけでなくランニングやボール遊びをするといった変化もつけて散歩の質を高める必要があるかもしれません。

 

犬は掘るのが大好きな動物! それを理解して、愛レトの生活の質をもっと高めてあげたいですね。

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

自立心を養うため、留守番とひとり寝のススメ

いいなと思ったらシェア

おすすめ記事