2019年10月4日917 ビュー View

【エッセイ】ゴールデンのパピーがやってくる!ー特集「レトを迎えたら」

1994年4月、いよいよ英国ゴールデンのパピーを迎えることになった私は念願の「大型犬との暮らし」に舞い上がりつつ、迎え入れるための準備に入ります。子供の頃から犬がいる生活でしたが、室内で一緒に暮らすのは初めて。しかも大型犬です。ワクワクドキドキの日々が始まりました。

パピーを迎えるために揃えたものはほんの少し

実家での犬との暮らしに必要だったのは「ドッグフード・フードボウル・犬小屋」くらいでした。

 

途中仔犬が生まれたりもしたのですが、だからと言って特別なことはなく…

 

今思うと本当に適当というか、雑というか。

 

でも何十年も前のことですから仕方ありませんよね。

レトリーバー,子犬

Rubyもこんな感じだったかな

 

必要なものはブリーダーさんに聞き、ドッグフードはブリーダーさんのところで購入、それ以外はホームセンターで購入したような気がします。

 

今だと至れり尽くせりで「あると便利なもの」が紹介されていますが、私が用意したのはほんの少しの基本的なものばかりでした。

 

・お迎えの時にパピーを入れるもの

・トイレとトイレシーツ

・サークル

・首輪とリード

・フードボウル

 

それよりも家の中のどこをパピーの部屋にして、どんな風に家具の配置を変えるかの方に時間を割いていたように思います。

 

とにかく室内で一緒に暮らすのは初めてだったし、犬友さんもいないし、孤軍奮闘という感じでした。

 

育児に専念するために仕事を辞める

当時は正社員で働いていたのですが、初めての子育て(犬育て)にはとにかく一緒にいる時間を作りたかったので思い切って会社を辞めました。

 

「1か月は付きっきりでしつけをしたい!」と思っていたのです(なぜ1か月なのかは不明)。

レトリーバー,子犬

 まだしっぽがひょろっとしているところもパピーっぽくて好き

 

犬にも育休とかあればいいんですけれどさすがにそれはなかったので、辞めるしか選択肢がなくて。

 

今思うとひどい社員ですが、当時はバブルが弾けて会社も大変な時だったはずなので、ひとりくらい辞めても大丈夫だったんじゃないかな?

 

と、思うようにしています。ごめんなさい。

 

でも海外の会社だと「ペット育休」という制度がある場合もあるとか。

 

日本もそうならないかなって本気で思っています。

 

犬を乗せるために車を買い替える

書き出していくと結構思い切ったことをしています。

 

当時私が乗っていたのは2シーターのオープンカーでした。

 

でもそれでは犬を乗せることが出来ません。

レトリーバー,子犬

いっぱい寝て大きくなぁれ

 

 

パピー探しを始めた時からこのことはわかっていたので、お迎えが決まる前からこの準備はしていました。

 

大好きな車でしたが背に腹は代えられないので泣く泣くお別れし、そして新しい車でパピーをお迎えに行ったのです。

 

会社を辞めたり車を買い替えたりというのは人生の中では割と大き目なことかもしれませんが、私にとっては「ゴールデンのパピーを迎えて大型犬との生活を始める」ということ以上に優先順位の高いものはなかったので迷いはありませんでした。

 

とにかく幸せな気持ちでいっぱいだったのです。

 

いよいよお迎え、そして想定外の出来事にびっくり

夢だった大型犬との暮らし。それが叶う日がやってきました。

 

新しい車でブリーダーさんのところに行くとそこには…。

 

「あれ?」

 

もしかしたら想像がついた方がいらっしゃるかもしれません。

 

そうです、そこには私が見た時よりずっと大きく成長したパピーがいたのです!

レトリーバー,子犬

このくらいのイメージだったけど…

 

もちろんかわいさ(美しさ)に変わりはありません。ただ、想定外のことで少々戸惑いました。

 

今なら「大型犬のパピーはぐんぐん成長する」なんてことは当たり前のこととして知っていますから驚きませんが、当時はそういうことも知らなかったのです。

 

そして今より乙女だった私は「絶対カワイイ!」と思って【籐(ラタン)のベビーベッド】を用意していったのでした。

 

入れてみるとギリギリ…。(でも入って良かった)

 

決めていたはずの名前をいきなり変更する

ゴールデンレトリバーが大型犬であることは理解していたものの、やはり出会った時のイメージが強かったので、ちょっぴり可愛らしい名前を考えていました。

 

でも少し成長した姿を見て、車の中でその名前は使わないことに決めました。

レトリーバー,子犬

生後2か月半のRuby

 

そしてふと思いついた「Ruby」と名付けました。宝石のルビーです。

 

強い瞳の輝きを持つ彼女にはぴったり!

 

後になって石言葉を調べてみたら「情熱の象徴」「愛の象徴」「美の象徴」などと出てきたので、私のインスピレーションは間違っていなかったと思っています(親ばかです)。

 

家でも大きさに対する判断ミスが露呈

大型犬のパピーに対する成長ぶりが理解で来ていなかったので、家に用意しておいたサークルももちろん小さ目。

 

立ち上がったら顔が出てしまいました。

 

これはもうお迎えに行った時点で「想定内」に書き換えられましたので驚きはしませんでしたが、ちょっとがっかりはしました。

レトリーバー,子犬

RubyとRocca。大型犬だもの、大きくなって当たり前よね

 

「また買わないと…」。

 

でもいつかは買い替えないとならないものでしたし、そこはポジティブに。

 

次は大きめのを買えばいいのだから。

 

そして(私の)予定より大きくなるのが早かったので、部屋全体をパピー部屋にしてしまうことにしました。

 

クレートが小さくてそこにトイレと寝床を作るのが難しくなってしまったこと、遊ぶための広さも必要だと思ったこと、そんな理由です。

 

家全体が犬小屋(犬たちの家)という意識が芽生えたのはこの時だったのかも。

どこに引っ越してもそれは変わりません。

 

私とRubyの暮らしがスタートしました

こうして「パピーがやってくる!」から「パピーがやって来た!」になって、私とRubyの15年間がスタートしました。

レトリーバー,子犬

立派に成長したRuby

 

実はお迎えに行く前日になってマンションの理事長から「犬は飼わないで!今なら返せるでしょ!」と言われて散々泣いたということがありました。

 

犬を飼うことは禁止されておらず、登録までしたのに、です。

 

あまりにびっくりして、そして悲しくて、その人の前で泣いてしまいました。

 

結果的には飼えることになったのですが、そんなこともあったなぁと時折思い出します。

 

他の住民の方々が味方になってくれたのも忘れられません。

 

さて、パピーのRubyはどんな子だったのでしょうか。

これがまた一筋縄ではいかず…。

 

そんな苦労は次回にまた。

 

 

執筆者:Roco

『ヒトとイヌ』を永遠のテーマにしているフォトグラファー&ライター。

撮影・執筆の他、写真のレッスンも行う。

フォトグラファーになるきっかけを作ってくれた英国ゴールデンのRubyは15歳2か月で虹の橋へ。 現在の愛犬はトイプードルとオーストラリアン・ラブラドゥードル。

子供の頃からの夢は「ドリトル先生になること」

 

Facebook:Roco ~LoveLetters~ 写真と言う名のラブレター

 

 

 

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