2019年11月21日5,491 ビュー View

『レトリーバーミート2019!!』マンボウやしろ#7[ゴルの魅力VSラブの引力!]

大のラブラドールレトリーバー好きとして知られる、マンボウやしろさん。そんなマンボウやしろさんに、ラブラドールの魅力と思い出を存分につづっていただく連載。

 

今回は、2019年11月10日に行われたイベント「レトリーバーミート2019」について。スペシャルゲストとして参加されたマンボウさんが改めて感じた、レトリーバーへの愛。

レトリーバーミート2019!

 

2019年11月10日埼玉県飯能市にて行われた『レトリーバーミート2019』に有難いことに参加させてもらいました。

 

もう、先に総括の感想を書いてしまいますが、ただただ天国でした(笑)。

 

飼い主さんとワンちゃんによる運動会をやるのですが、運営の方は忙しそうで僕は始まるまで1人端っこの方で座って時間を過ごしていました。

 

初めての現場だし、知り合いがいないし犬とも来ていないし、自分がする仕事の内容も初で少しだけ緊張していました。

 

すると何人かの方が「ラジオ聴いてますよ〜」と声をかけてくれて、ワンちゃんと一緒に写真撮ったり触らせてもらったり、その時間や触れ合いのお陰で少し緊張していた気持ちがほぐれ、軽く発動してしまっていた人見知りな自分がどこかに消えていきました。

 

こんな怪しい見た目のおじさんに声をかけてくださり、ありがとうございます!!

 

セロトニンが溢れ出た

 

会場は見渡す限りレトリーバーで、ラブラドールのイエローにブラックにチョコにゴールデンレトリーバー!

 

そして、イエローなんだけど白いラブラドールがわりと多かったです。

 

とにかくレト、レト、レトで、まさにレトリーバーミート、そうMEET!!

 

犬ってなんなんでしょうか? 見ているだけで幸せになれるし、触ると自分の細胞が喜んで色めき立つのを実感しちゃう。

 

もう、幸せ物質のセロトニンがガンガン脳から溢れているのを感じまくりでした!

 

運動会。競技はチーム分けされて行われ、飼い主さんが違う家のワンちゃんにお座りやお手をしてもらうものや、待て! の制度を競う椅子取りゲームに、少し遠くのフラッグの下に置いてあるオモチャをくわえて持ってくるものなど。

 

ずっと笑いや歓声が聞こえているあたたかく柔らかい空間で、僕はマイクを使って実況をさせてもらったり、待て! の邪魔をする意地悪な役をやらせてもらったりしました。

 

途中で気がついたんですけど、犬が数百頭も集まっているのに喧嘩が起きないんです。

 

ドッグトレーナーの西岡さんが教えてくれたのですが、他の犬種だったら犬が暴れたり喧嘩して収拾つかないようなことになる可能性もあるそうですが、レトリーバーは穏やかな犬種だから運動会も成立するとのことでした。

 

僕は今はレトリーバーを飼っているわけじゃないのに、流石レトリーバー!! と何故か誇らしい気持ちになってしまいました(笑)。

 

ちなみに西岡さんが連れてきていたもともと保護犬の2頭は、合間の時間ずっと僕と遊んでくれました。2頭とも大好き。

 

とにかく、ラブラドールが大好き

 

躍動感があってぴょんぴょんビュンビュン動くラブラドールも大好きなんだけど、少し歳をとってきて落ち着いて動いているラブラドールも大好き。

 

飼い主さんの言うことをキッチリきけるラブラドールはとても可愛いし、飼い主さんの言うことをあまり聞かないヤンチャなラブラドールもとっても愛らしい。

 

1日で色んなラブちゃんを見たけど、結局は全部好きなんだと思った。

 

要するに僕はラブラドールなんだったら若くても歳をとっていてもお利口でもヤンチャでも細くても肉付きが良くても、何色でもオスでもメスでも全部全部好きで、無条件でラブラドールなら愛せるんだと認識しました。

 

今はもうこの世にはいないけど、今から30年前に実家にやってきてくれたラブラドールのイエロー「ロン」に感謝した。

 

ロンが家にやってきてくれなかったら僕はラブラドールの可愛さに気づけなかったかもしれないし、ロンと過ごせたからラブの人懐っこさやドジさも知ることができたし、この日みたいな素敵な1日を過ごすことができた。

 

夢のような風景の中で1日中過ごして帰りの電車で色々と考えた。

 

ラブラドールと生きていきたい

ラブラドールレトリーバー

レトリーバーを飼う人は優しい人が多いのか、それともレトリーバーと過ごすと優しくなれるのか、まあそれはどっちでも良いのだけど、飼い主の皆様が本当に優しかったし明るかったし、そういう方々と人生を送るワンちゃんはみんな幸せに見えた。

 

犬も人間も幸せ。残念だけど犬の寿命は僕らよりも短い。

 

でも、時間という概念なんて無視して、短かろうが長かろうが同じ命なわけで…経済的なことや環境やタイミングなど様々なことが重なって犬との生活が存在している。

 

僕は生まれた時から家に犬がいる生活で、それがずっと当たり前だったけど、それは決して当たり前のことではなくて、とても幸せなことで奇跡的なことだったんだと思う。

 

人生はずっと幸せな時間が続くわけじゃないし、誰だって波乱万丈で、ワンちゃんがいる生活は特別で、その時期はキラキラした宝物みたいな時間なんだと思う。

 

今は亡き父にも、元気に生きている母にも感謝したい。

 

ラブラドールは大型犬だし散歩も大変だし、東京の独り暮らしだと流石に諦めるしかないけど、東京を離れて暮らすことになったり結婚出来たりしたら、やっぱりラブラドールと一緒に生きていきたいなと心から思える1日になりました。

 

色んな人の優しさに感謝したり、過去の時間に感謝したり、純粋に可愛さに感謝したり、感謝ばかりの11月10日でした。

 

最後に、今回素敵な機会をくれたレトリーバーライフさんに心より感謝しますm(_ _)m

 

 

マンボウやしろ

ラブラドールレトリーバー,マンボウやしろ

元お笑い芸人。1997年よりお笑いコンビ「カリカ」として活動し、2011年に解散。その後ピン芸人を経て2016年に芸人を引退。現在はラジオパーソナリティ、演出家、脚本家、MCなど多方面で活躍中。

Twitter:https://twitter.com/manbouyashiro

メルマガ:マンボウやしろの『死ぬまで生きます』

 

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