2019年6月15日470 ビュー View

【しつけ】レトがほかの犬や家族、来客にマウンティングする理由って?〜やめさせる方法も〜

みなさんは愛レトのマウンティングで困ってはいませんか? マウンティングをする理由については、所説あります。それを紹介しつつ、ほかの犬や人にされると少々困惑するマウンティングを減らす方法についても、考えてみましょう。

マウンティングをする理由 

レトリーバー,マウンティング

Creativa Images/shutterstock

前肢でほかの犬や人の脚やぬいぐるみなどを抱え込んで腰を振る、マウンティング。愛レトがこの動作を行う理由は、性的なものだけではありません。

 

もちろん、交尾のために必要ではありますが、そのほかの理由でなぜマウンティングを行うかは動物行動学者などが研究を続けています。

 

所説ある理由の本当のところは、愛レトに聞いてみなければわからないというのが実際のところかもしれません。

 

以下、マウンティングの理由として考えられるものをピックアップしました。

 

性的に興奮している

性愛の表現として、発情中のメスの上にオスが乗って腰を振る行為が見られます。

 

そのため、性的に興奮状態にあるとマウンティングをすると言われます。性的な興奮によるマウンティングは、ハッハッという荒い息が伴うことと、腰の振り方が激しいことが特徴。

 

人間には感じられませんが、開けた窓から発情中のメス犬のにおい(フェロモン臭)が漂ってくるなどして愛レトが興奮してしまった場合、実際には近くにメス犬がいないので、飼い主さんの脚やぬいぐるみなどにマウンティングをするケースがあります。

 

遊びの一環

マウンティングは犬同士が遊ぶ手段のひとつとして見られることもあります。

 

子犬期に、メスがメスに、オスがオスにマウンティングを行う現場はよく観察されます。

 

遊びでのマウンティングの多くは、レトたちに荒い呼吸が見られず、顔の表情もどこか和らいでいるでしょう。

 

もしかすると、交尾の練習のために行っているのかもしれません。

 

優位性を誇示するため

近年の動物行動学者などによる研究結果によると、オオカミの群れとは違って犬の群れには明らかなリーダーは存在しないという説が有力です。

 

リーダー論に関しては、研究が今後さらに深まっていくかと思いますが、犬は相手の犬に自分の力を誇示しようとしてマウンティングを行うことはあるようです。

 

力を誇示するためのマウンティングでは、犬同士の表情には緊張感が見られ、上になっているほうの犬は険しい顔つきを、下になっている犬は首をすくめ耳を寝かすなどして情けない表情を浮かべていることが多いでしょう。

 

ちなみにマウンティングではなく、相手の背中の上に自分のあごを載せるしぐさも、支配性を示すものです。

 

ストレスを解消するため

愛レトにストレスが溜まっていると、マウンティングという行為によってそれを解消しようとするかもしれません。

 

たとえば、来客が来たとき。自分の慣れ親しんだ家に、愛レトにとってはほかの群れのにおいがついてしまうのをストレスに感じ、来客にマウンティングを行うケースがあります。

 

ドッグランに行ったときに、ほかの犬が多くて緊張してストレスに感じてしまい、それを解消するためにほかの犬にマウンティングを行うこともあるようです。

 

いずれにしても、マウンティングは、子犬期に親兄弟姉妹犬との生活で遊びの一環として十分に経験していれば、成犬になってからはほかの犬にはあまりしないとも考えられています。

 

マウンティングをやめさせるには

レトリーバー,マウンティング

Osetrik/shutterstock

愛レトのマウンティング行為は、可能な限りやめさせたいと思っている飼い主さんがほどんどでしょう。

 

飼い主さんに愛レトがマウンティングをする場合、リアクションには要注意。

 

もし「キャー、やだー」などと甲高い声をあげて逃げるような様子を見せた場合、愛レトは飼い主さんは楽しく遊んでいるのだと勘違いをしてしまう可能性があります。

 

遊びの要素も求めて、さらにマウンティング行動が強化される危険性も。

 

マウンティングをしてきたら、「やめて」と険しい顔をして低い声ではっきりと言ってください。

 

飼い主さんは動かずじっとして、次に愛レトに「オスワリ」などと言ってほかの動作に移行させます。

 

飼い主さんから離れてオスワリをしたら、しばらくして「そう、いい子」とほめてご褒美をあげます。

 

マウンティングをやめただけでほめてご褒美をあげてしまうと、最悪のケースではご褒美欲しさにマウンティングをするかもしれません。

 

マウンティングからほかのオスワリやフセという指示に従って初めて、あくまでもオスワリやフセに対する報酬としてご褒美をあげるようにしましょう。

 

来客にマウンティングをしたときも、同様の方法を試してみてください。

 

ドッグランなどでほかの犬にマウンティングをする場合は、マウンティングをしたらすぐ「コラ」などと言って、飼い主さんはその行為を不快に思っていると愛レトに伝えます。

 

それでもマウンティングをやめない場合は、「離れて」など、あらかじめ自宅でぬいぐるみにマウンティングをしたときに練習しておいた合図でほかの犬から離れてもらいましょう。

 

「離れて」の練習方法は、愛レトがぬいぐるみにしがみついているときに「離れて」と言いながらおやつのにおいを嗅がせて離れさせます。離れたら、おやつをあげて。

 

それを理解してきたら、「離れて」と言って離れて飼い主さんのもとへ来て初めて、おやつを見せて与えるようにします。

 

こうして、マウンティングをやめたらほめられることを愛レトに覚えさせてください。

 

おわりに

レトリーバー,マーキング

Octavian Horn/shutterstock

もし愛レトがストレスからマウンティングを行っているようならば、ストレスとなる根本原因を取り除いてあげるのも大切なこと。

 

マウンティングをしている愛レトの様子をよく観察しつつ、必要であれば対策を講じて、飼い主さんも愛レトのマウンティングで恥ずかしい思いをしないですむようにしたいものです。

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

【レト飼いさんへ】小型犬の飼い主として知っておいてほしいことーby Rocoー

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