2019年8月31日6,326 ビュー View

アウトドア派でなくても大丈夫。レトとのキャンプは絶対楽しい!

犬とキャンプ! 想像しただけで体温が1度か2度上がりそうなくらい気持ちが高揚しませんか?

あ、アウトドアが苦手な人はそんなことないかもしれませんね。「なんかめんどくさそう~」「虫とか苦手だし」という声も良く聞きます。でもレト飼いさんなら一度は興味をもったことがあるはず。だってレトリーバーは自然の中がとっても似合う犬だから。キャンプを趣味にしようとしないで気楽に考えたらきっとこの秋にはキャンプデビューできますよ。

1年に1度のキャンプ、それで十分楽しいんです

わかったようなことを言っていますが先代のRuby(ゴールデン)は泳がないレトでしたし、私もアウトドアには興味がない前者のタイプでした。

 

それに実は今でも本格的なアウトドア派にはなっていないのです。寒いのムリだし、雨が降ったら嫌だし。(弱腰でごめんなさい)

ゴールデンレトリーバー,キャンプ

涼しくて天気が良ければ最高!

ですが、そんな私も数年前からキャンプの楽しみがちょっとずつわかるようになって、今では「年に1回はやりたい」というくらいまでになりました。

 

そうなんです。常にキャンプがいい! というのではなくても、たまにはキャンプ。

 

敷居が高い気がするキャンプですけれど、実はそれでいいと思うんです。

 

気付けば空前のキャンプブームに乗っかっていた

今や「空前のキャンプブーム」。

 

施設もどんどん出来ていますし、おしゃれなギア(道具)やグッズ(小物)も次々と発売されています。

 

イベントも目白押し、「おしゃれキャンパー」なるものも登場してインスタでは「これがキャンプ!?」と目を見張るような写真が日々公開されているのが現在のキャンプです。

ゴールデンレトリーバー,キャンプ

素敵なギアやキャンプ情報満載。キャンプをしない人でも見ていたら欲しくなるものばかり

私がそれまで無視していた「キャンプ」について考えるようになったのは3年くらい前で、すでに世間ではブームが始まっていた頃だと思います。

 

グランピングという新しいアウトドアの楽しみ方がクローズアップされるようになり、キャンプに興味はなかった私でさえやってみたくなったのでした。

 

「あんなのキャンプじゃない」と昔からキャンプをしている人たちには言われましたが、ラクチンなのは大歓迎なのでまずはグランピングを体験。

 

もちろん犬たちも一緒です。

 

確かにキャンプ感はありませんでしたが他の建物がない林の中でのグランピングだったので、人も犬も十分自然を満喫できました。

 

そしてそれが私たちにはちょうど良いレベルでした。

ゴールデンレトリーバー,キャンプ

2016年に初めて行ったグランピング。寝室のある建物の他にもこのような場所が用意されていた

その時は今後もグランピングはしても一般的なキャンプは一生しないだろうと思っていたのです。

 

流行ものが好きなのでブームには乗っかっていましたが、「キャンプ」への興味が湧くことはなかったからです。

 

テント泊の苦い思い出 

ゴールデンレトリーバー,キャンプ

自然の中でリラックス

数年前までキャンプ経験はゼロというような書き方をしましたが、実はかれこれ15年以上前にRubyを連れて友人たちとキャンプに行ったことがあります。

 

テントは借りて、しかも誰かが建ててくれたのだと思いますが、記憶にありません。

(このことからも興味の薄さが感じられます)

 

とにかく私もRubyも初テントでした。

 

キャンプに興味がなくても私は別に土や虫がダメなわけではありませんし、どちらかと言えば野生児なのでテントでも大丈夫だと思っていたのですが…。

 

いざ寝ようとしたときに大きなミスに気が付きます。

 

「Rubyはパタパタするのがダメ」

 

まさに痛恨のミス。

 

そうです、テントのパタパタはRubyにとって恐怖でしかなく、断固入室拒否!

 

結果、私とRubyは車中泊の設備も何もないセダン車の中で寝ることになったのでした。

 

ちなみにパタパタだけが敵ではありません。

 

友人の犬は雨が降るとテントに落ちる雨粒の音が怖くて眠れなくなってしまいます。

 

初心者のみなさん、万が一の時は車で寝られるようにしておきましょう!

 

絶対テントは買わない!はずだったのに 

ゴールデンレトリーバー,キャンプ

レトあるある。何か広げているとその上に乗る。邪魔だよー

苦いテントの思い出だけが原因ではなく、面倒くさがりの私はテントの設営がマイナスポイントでした。

 

そもそも最初はまだ「キャンプ場でテントを張って寝る」ということは100%ないと信じていましたからキャンプ道具を見るようになってもテントは私には関係ない代物。カヤの外。

 

「でもちょっと素敵なテーブルコーディネートをして外で食事をするのはいいかも。テーブルと椅子はあるからあとは日陰を作るものがあればいいわよね」。

 

ということで、大物を買うなら100歩譲ってタープかなと思っていました。

庭でも使えますしね。

 

それが何の因果か運命か、友人の代わりに申し込んだテントを自分が購入することになってしまったのです。

 

でもキャンセルしようと思えば出来たので、これもキャンプの神さまのお導きだったのかもしれませんね(笑)。

 

キャンプ場でテント泊はしない!はずだったのに 

ゴールデンレトリーバー,キャンプ

最初のプチキャンプ体験は友人のテントを借りて庭で。安心安全で初心者にはぴったり

アクシデント的にテントを購入した私ですが、キャンプ場に行くつもりは毛頭ありませんでした。

 

週末の家の庭にはテントを張れるくらいのスペースがあるので、そこで「自宅キャンプ」をすればいいなと思っていたのです。

 

実際に練習含め今まで数回、庭でテントを張って遊んでいます。

 

家ならお料理はキッチンですればいいし、いつでもトイレにもお風呂にも入れるし、困ることはなにもありません。

 

私にはこれがちょうどいいと思っていたのですが…またもやキャンプの神さまは私を次のステップへと導いたのです。

 

そうです。ついにキャンプ場でのテント泊デビューです。

 

超人気のドッグランサイトでのキャンプ 

ゴールデンレトリーバー,キャンプ

広くてプライベート感があって、炊事場とトイレが近いというベストな環境

何だかんだ言いながら少しずつ外遊び(テント)に慣れて来た頃、「予約の取れないキャンプ場」をキャンプ慣れしている友人が取ってくれました。

 

1,200平米という広さを自分たちだけで使うことが出来る贅沢なサイトです。

 

柵で囲われているので犬たちもノーリードで自由に走り回る上、隣もいないプライベート感満載の素敵な場所。

 

せっかくテントも買ったし、ベッドやコット(犬用も!)買ったし、そろそろ外に出てみてもいいのでは?(路上教習みたい)という友人からの励ましの言葉に動かされ、デビュー。

 

2018年8月のことでした。

ゴールデンレトリーバー,キャンプ

焚火大好き!

設営と撤収に追われたくないので3泊4日の余裕あるスケジュールにしました。

 

初心者なのに最初から3泊?と思うかもしれませんが、初心者だからこそゆっくりできる時間が必要なのです。

 

慌ただしいだけだとそれで嫌いになってしまいますからね。

 

メンバー全員に「ちょっとおしゃれにしたい」という気持ちがあるため、設営にも撤収にも少し時間がかかりましたが(グッズが多い)、その間も犬たちは自由に遊んでいられるのでストレスにはなりません。

 

そしてみんなで声をかけながら犬たちを見ていられるので安心でした。

 

犬同士走り回ったりワンプロしたり昼寝をしたり。

 

その間に人間たちは食事の支度をし、夜は焚火を囲んでのコーヒータイム。

 

これぞ醍醐味! キャンプ楽しい!

 

さらにRoccaとRepetto(現愛犬)はテントでもぐっすり寝てくれるので、清々しい朝を迎えることもできたのも本当にうれしくて、私のキャンプデビューは大成功でした。

 

そしてキャンプにはまったのかどうか

ゴールデンレトリーバー,キャンプ

微笑ましい姿を見てまた幸せな気分に

頑なに拒んできたキャンプでしたが、友人たちのおかげでとても快適で楽しいデビュー。

 

「またすぐやりたくなりました!」

 

と、言いたいところですが…。

 

私の場合はまだ「あの場所であのメンバーなら出来る」という感じです。

 

なので、今年も同じ場所で同じメンバーと1度だけキャンプしました。

 

キャンプが趣味です、と言えるようになるまではまだまだです。

 

でも本当に楽しいのです。正直設営・撤収はやっぱり大変だし、荷物は多くなるし、行く前の準備(食事のメニューを考えるのも含め)も後片付けも大変。

 

それでも外で食べるごはんは美味しいし、生き生きした犬たちの姿を見ることができるのは最高に幸せです。

ゴールデンレトリーバー,キャンプ

柵で区切られているので、ちびっこも安心して一緒に楽しめた

もしこの記事を読んでいる方の中に私と同じような嗜好の方がいたら、ぜひ殻を破ってチャレンジしてみてください。

 

キャンプって趣味としてやるような感じがして気が引けているとしたら、それは違います。

 

年に1回でもいいのです。それで十分楽しめますよ。

 

 

執筆者:Roco

『ヒトとイヌ』を永遠のテーマにしているフォトグラファー&ライター。

撮影・執筆の他、写真のレッスンも行う。

フォトグラファーになるきっかけを作ってくれた英国ゴールデンのRubyは15歳2か月で虹の橋へ。 現在の愛犬はトイプードルとオーストラリアン・ラブラドゥードル。

子供の頃からの夢は「ドリトル先生になること」

 

Facebook:Roco ~LoveLetters~ 写真と言う名のラブレター

 

 

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