愛レトを撮影したものの「なんだかイマイチ…」な写真をSnapseedで美しくしてみよう~おすすめ写真アプリ紹介~
最近のスマホやデジカメは進化しているので、撮った写真が大失敗ということは少ないかもしれません。でも何となくイマイチということは多いのではないでしょうか。今回は撮った写真をアプリで「編集(加工)」して自分のイメージに近づける方法をお伝えします。まずは一番使う基本的な操作から始めてみましょう。
目次
『Snapseed』(無料) があれば、基本的なことはできる!
撮った写真を自分のイメージに合わせていく作業を「レタッチ」「編集」「加工」などと言いますが、今回は「編集」で統一してご紹介します。
今回ご紹介するのは無料アプリ『Snapseed』です。
それでは、細かく使用方法をご紹介してまいります。
※スクリーンショットや操作には全てiPhone8Plusを使用しています
まずはアプリをインストールしましょう。
『写真編集』と聞くとなんだか特別なことと感じてしまうかもしれませんが、Instagramのフィルターを使うこともその一つなので、実はとても身近なんです。
Instagramのように無料で使えるアプリもたくさんあるのですが、それほど多くの機能が搭載されているわけではありません。
また、色々な機能があったとしても基本機能以外は有料となっていることがあり、「あー、このツール使いたいけど課金対象か…」なんてことを経験した方も多いのではないでしょうか。
そんな中『Snapseed』は完全無料。
なのに有料の画像編集ソフトも顔負けの機能が搭載されています。
操作方法も特に難しいことはなく、メニューもわかりやすいので私は自分のスマホレッスンでも毎回このアプリをおすすめしています。
お遊び的な要素(スタンプ等)はほとんどありませんが、写真編集の基本を知るにはもってこい。
まずはこのアプリを使って写真を「整える」という経験をしてみましょう。
Android、iPhone、どちらのOSでもダウンロード可能です。
「起動」から「メニュー表示」まで
例として使用するのはこちらの画像。
楽しい集まりだったはずが、なんとなくどよーんとした感じになっているので写真編集で「明るく楽しい」イメージにしていきます。
さて、アプリをダウンロードしたらアイコンをタップしてアプリを起動しましょう。
すると出てくるのがこの画面。
『プラス』の上をタップするとスマホに入っている画像が選べるようになるので、そこから編集したい画像を選びます。
すると、このような画面になります。
下にフィルター(効果)が出てくるので、ここで好みのフィルターを選んでもOKですが、今回は「ツール」をタップ。
すると、様々なツールが一覧になって出てきます。
スゴイ量ですね!
(画面を下にスワイプするともっと出てきます)
今回はこの中で最も基本的かつ重要な「画像調整」を使っていきましょう。
「画像調整」をタップし、画面が出てきたらその上を上下に指でスワイプしてみてください。
7つのメニューが出てきますね。
ツールだけでもたくさんあったのに、その中にまたたくさんのメニューがあるのです。
できることが多いのは喜ばしいのですが、一気にやると混乱の元。
ですので、今回はまず覚えて欲しい「明るさ」に絞って操作の説明をしていきます。
「もっと明るくしたい」は簡単!
撮った写真に対する不満のひとつに「思ったより暗くなっちゃった…」というものがあります。
今回の元画像もそう。
でも大丈夫。画像編集で解決していきましょう。
<「画像編集」→「明るさ」>
画面上を、左右にスワイプしてみてください。
すると画像の明るさ(暗さ)が変化していきます。
明るさ『+100』(明るく)だとこのように。
そして明るさ『−100』(暗く)だとこのように。
左に行くと-、右に行くと+の数字に変わり、それぞれ100がMAXです。
元の画像がどれくらいの明るさだったのかを知りたいときは画面上をタッチすれば、元画像が表示されるのも便利な機能です。
このように確認しながら自分の好きな明るさにしてみましょう。
「これでいい!」となったら、『レ』マークをチェックすれば確定されます。
「やはり変えなくてもいいな…」ということであれば『×』で取り消しもできます。
明るさの変更は簡単ですね。
操作も上下・左右に指をスワイプするということだけ覚えれば、後は出てきたものを選ぶだけなのです。
しかし、明るさを変更することで写真のイメージは大きく変わります。
爽やかさやかわいらしさを出したいときは明るめ、カッコよさやクールな感じを出したければ暗め、そのように意識しながら編集してみてください。
レトの毛色も色々だから
先ほどの「明るさ」というメニューは画像全体の明るさを調整するものでした。
なので、例えば暗く写ってしまっているチョコラブちゃんを明るくしようとしたら他の全ても明るくなってしまうのです。
場合によっては白っぽい子が明るすぎてしまうことにも…。
ではそれを避けるためにはどうしたら良いのでしょう。
それは<「画像編集」→「シャドウ」>で解決できます。
これは写真の中の暗い部分の明るさだけを調整するものなので、元々明るいところには影響が出ません。
また反対に暗い部分はそのままで明るい部分だけを調整したい場合は「ハイライト」を使います。
このように、『全体 or 暗い部分 or 明るい部分』と、細かく明るさを変更したい場所によって使うツールを変えて編集してみましょう。
コントラストを変える
『コントラスト』を使うと、明暗差を調整することができます。
明るさや暗さを調整するというより、その差を調整するものです。
コントラストを強くするとカチッと硬めで強い印象の写真になります。
弱くするとふんわり優しい印象に。
こちらがコントラスト『+100』です。
こちらがコントラスト『−100』です。
数字をスワイプするだけで変化が見て取れるので、自分がどんな雰囲気が好きか試しながら調整してみてください。
どのメニューでもそうなのですが、元画像の状態によってどれくらいの数値にしたら良いかは異なります。
ですから数字を気にするよりその都度目で見ながら自分の「これが好き」というところで決定するのが一番です。
保存の仕方は3種類
(1)保存…元画像に上書き
(2)コピーを保存…元画像と別に保存され、画像は再度読み込んで編集を遡ってやり直すことが出来ます
(3)エクスポート…元画像と別に保存されますが、「コピーを保存」とは異なり再度読み込んでも編集をやり直すことは出来ません
私は元画像を残しておくことが多く編集を遡ることはほとんどないことから「エクスポート」を使うことが多いです。
でも都度使い方を考えて決めています。
自分の「好き」やその時感じた気持ちを写真編集で表現しよう
今回は写真編集の中でもまず最初に覚えていただきたい「明るさ」の変更の仕方をご紹介しました。
いかがでしたか?
操作はとっても簡単ですよね。
あとはあなたの描くイメージに近づけるために色々と試してみるだけ。
最後に今回のBefore / Afterを例として掲載しておきますね。
<Before>
<After>
設定はこちらです。
このように、機能を組み合わせて使うことで自分のイメージに近づけやすくなります。
どんどんチャレンジしてみてください!
Roco
『ヒトとイヌ』を永遠のテーマにしているフォトグラファー&ライター。
撮影・執筆の他、写真のレッスンも行う。
フォトグラファーになるきっかけを作ってくれた英国ゴールデンのRubyは15歳2か月で虹の橋へ。 現在の愛犬はトイプードルとオーストラリアン・ラブラドゥードル。
子供の頃からの夢は「ドリトル先生になること」
Facebook:Roco ~LoveLetters~ 写真と言う名のラブレター
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