2020年1月14日1,385 ビュー View

シニアレトに相棒を迎えたこと、その相手には“小さな犬”を選んだこと…結果『宝物』のような生活を送れたことについて。

レトリーバーという素晴らしい犬種に出会うと、「たくさんのレトに囲まれて暮らしたい!」と思うことは自然です。私もそうだったのですが、実際はゴールデンの多頭ではなくゴールデンとトイプードルという組み合わせになりました。そこに至った経緯、そして他犬種(しかもサイズがかなり違う)との組み合わせは結果的にどうだったのか。様々な選択肢のひとつとして読んでいただければ幸いです。

私とRubyは、お互いがいれば良かった

レトリーバー,多頭飼い

私にとってパーフェクトだったRuby

 

ゴールデンレトリーバーのRubyを迎えたのは1994年。

 

念願の大型犬との暮らしが始まったものの犬育てに悩む日々が続き、そのことだけで精いっぱい。

 

でも悩みがなくなってからも私はRubyのことが愛おしすぎて、Rubyさえいれば良かったのでもう1頭迎えるという気持ちは芽生えることがありませんでした。

 

そしてこれはデータを持っているわけではないのですが、今よりも多頭飼いしている人が少なかった気がします。

 

SNSもなかったので身近なところしか見えてなかったというのもあるのでしょうか。

 

どちらにせよ「多頭飼い、いいな~」と思うようなことがなく、Ruby自身も遊び友達が欲しいと思っているようには見えませんでした。

 

Rubyの相棒探しを始めたわけ

レトリーバー,多頭飼い

刺激が必要ですか?

 

ただ、そんな私が「もう1頭」と思い始めたのはRubyがシニアになった頃からです。

 

つまり、お別れを意識し始めた頃。

 

「もしRubyがいなくなってしまったら」と思うだけで苦しくなりました。

 

その時自分がどうなるか不安でした。

 

「その時にもう1頭いたら少しは違うのでは」

「すぐに次の子を迎える気持ちにはなれないかもしれないのでその前に」

 

このように考えたことのある方は多いのではないでしょうか。

 

でももちろんそのためだけに新しい子を迎えるなんてことではありません。

 

この辺りのことはとても繊細な部分なので上手く伝わると良いのですが、とにかくRubyが10歳くらいになってからは色々と考えるようになりました。

 

そして私のためだけではなく、シニアになったRubyへの刺激にもなるのではないかという気持ちもありました。

 

その頃には多頭飼いを始める友人も増えてきて、パピーが来て元気になったという話もちらほら聞いていたからです。

 

本気で考えるうちに現実が見えて来た

レトリーバー,多頭飼い

こんな感じが理想だったけれど現実的ではなかった

 

ゴールデンレトリーバーが大好きで友人もほとんどゴールデン飼いだったので、一番の理想はもう1頭Rubyと同じ英国ゴールデンを迎えることでした。

 

でもおとなしい英ゴルとは言え、パピーの破壊力はそれなりです。

 

10歳を過ぎた子には刺激と言うよりは負担になるのではないかと考えました。

 

それに先住犬ファーストは絶対なので、そうなると「パピーを思い切り遊ばせてあげることが出来るのか?」ということも不安材料になりました。

 

Rubyがパピーの頃は毎日のように川沿いの土手で思いきり走らせたり遠くまでお散歩位に行ったりしていましたが、シニアにはそれは不要。

 

でもパピーにはやはりしてあげたいことです。

 

また、パピーを迎えるにはご縁もあるので今すぐというわけにはいきません。

 

その間に更にRubyの年齢は上がって行く…。

 

ということで、大型犬の選択肢は消えました。

 

まさかの極小トイプードル登場!

レトリーバー,多頭飼い

凸凹コンビ誕生

 

さて他の犬種、となった私が考えたのは大きさ10キロ程度の小型犬。

 

その位ならシニアと言ってもまだまだ元気な大型犬の負担にはならないだろうと考えたのです。

 

何犬種か候補にしてみましたが、一番気になったのがミニチュアプードルでした。

 

元々スタンダードプードルを飼ってみたいという気持ちがあったこと、サイズが色々選べることがその理由です。

 

けれどプードルに関しては知識もツテもなかった私。

 

そこでプードルに詳しい知人に相談した結果、ミニチュアではなくトイプードルのブリーダーさんを紹介してもらうことになりました。

 

するとそこにいたのは…!

トイプードルの中でも小粒な子たちでした。

 

思った以上に小さくて困惑しましたが、「大きさ(小ささ)より元気で健康であれば」と思いそちらから迎えたのがもうすぐ14歳になるRoccaです。

 

「大きくな~れ、大きくな~れ」と育てましたが、1.6キロでストップ。

 

これはきっとDNAなので仕方ありませんね(笑)。

 

Rubyとの絆は絶対だから精神的な不安はなかった

レトリーバー,多頭飼い

自分の大きさを考えて遊ぶ時は必ず横になってあげていたRuby

 

Roccaを迎えることになった時、Rubyはすでに12歳になっていました。

 

でもまだまだ元気、精神的にも安定しているRubyだったので、パピーを迎えることへの不安はほとんどありませんでした。

 

また、「12年間もひとりっ子だったのに大丈夫?」という心配をしてくれる友人もいましたが、私とRubyの絆は絶対的なものだという確信があったので、そこは一番不安がない部分でした。

 

ただやはりいきなりくるくると動き回る小動物(のような犬)がやってきたので、静かな暮らしを好むRubyにとってはストレスがあったと思います。

 

そしてRoccaはとにかくRubyのことが大好きで「おねえちゃん、遊んで!」「おねえちゃん、見て!」と絡むので、相当うっとうしかったはずです。

 

それでも私が迎えいれたRoccaだからと、思いやりを持って接してくれたことには本当に感謝しています。

 

でも自分の幼心を触発されておもちゃを取り合うようなこともしていたので、シニアになっても犬と言うのは純粋で無邪気で素敵だなと思います。

 

大型犬のシニアと小型犬という組み合わせで良かったこと

レトリーバー,多頭飼い

たまには追いかける。この時Ruby14歳!

 

・散歩のペースがちょうど良い

シニアでも大型犬なのでそれなりのスピードで歩きますが、大型犬の若犬と一緒のペースでは歩けません。それが小型犬だと歩幅が全く違うので、RubyはゆっくりでRoccaは速足というちょうど良い感じのお散歩ができました。

 

・家の中で走り回ってぶつかっても全然平気

パピー特有の気が狂ったような走りというのはRoccaにもありました。実際はぶつかることはなかったのですが、もしぶつかったところでRubyには痛くも痒くもなかったでしょう。(カチンとは来るかもしれませんが)

 

・若い生命パワーに元気をもらえる

やはり若い犬が近くにいると元気をもらえるのだと実感。そしてライバル心が芽生え、張り合う気持ちが出てきて動きも機敏になり好奇心も復活。心身ともに若返りました。

 

・何かの時には抱っこして移動できる

ひとりで2頭を連れて歩くことは特別大変ではなかったのですが、1頭が小さいと何かの時にさっと抱っこしたりスリングに入れてしまったりできるのは思った以上に楽でした。特にRubyがハイシニアになってからはそれを感じることが増えました。

 

結果的にとても楽しく幸せな暮らしに

レトリーバー,多頭飼い

この翌日にRubyは旅立ちました
最後までずっとそばに付いていたRoccaの愛情の深さには驚きそして感謝しています

 

最初はRubyを失うことへの不安から始まった同居犬探しでしたが、実際に多頭飼いをしてみたらそんなことは忘れて楽しいことばかりでした。

 

大きさに関しても私の場合はこれで良かったと思っていますが、家庭環境や住んでいる場所などによっては、大型犬のシニアがいても大型犬のパピーを迎えることは可能だということも感じています。

 

レトリーバーは賢く優しい犬種ですから。

 

RubyはRoccaを迎えた3年後に15歳で旅立ちましたが、あの3年間はRoccaと私の宝物の時間となっています。

 

Roccaとは宝物を共有している同士なのです。

 

そのような関係になれたこともRubyがいたからだと思っています。

 

 

Roco

『ヒトとイヌ』を永遠のテーマにしているフォトグラファー&ライター。

撮影・執筆の他、写真のレッスンも行う。

フォトグラファーになるきっかけを作ってくれた英国ゴールデンのRubyは15歳2か月で虹の橋へ。 現在の愛犬はトイプードルとオーストラリアン・ラブラドゥードル。

子供の頃からの夢は「ドリトル先生になること」

 

Facebook:Roco ~LoveLetters~ 写真と言う名のラブレター

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