【ホリデーの過ごし方】もしもレトリーバーと出かけるなら…いくつかのポイントをおさえ、互いに満足できる素敵な時間に!
今年の年末年始は残念ながら自粛ムード。もしかしたら帰省もせずにお家で…という選択をするご家庭も多いでしょう。とはいえ、出かける為に徹底した対策を行い、愛レトと一緒に貴重なホリデーを実りのあるものにする選択肢だって、もちろんあると思います。
ということで今回は、改めて「旅はいつでも楽しく、ワクワクするもの」という目線で、愛レトと一緒に素晴らしい思い出づくりをするために必要なお部屋選びのポイントを紹介。
『自分たちに合った宿泊施設』をチョイスするためには、ライフスタイルやレトの年齢などでそのポイントはずいぶん変わるもの。せっかく行くならベストチョイスをして、満足度120%をめざしましょう!
目次
お部屋でくつろぐために気を付けたいこと
まずはお部屋の位置ですが、物音に敏感な子の場合は慣れない旅先の宿では特に神経質になりがちです。
24時間温泉に入れる宿などは夜中も人の出入りが考えられます。
「人が歩く度に吠えてしまった」「吠えないけれどずっとうろうろ歩きまわって警戒していた」という話を聞くことがあります。
そうなると人も安眠できません。
できるだけ廊下の突き当りのような、部屋の前を人が通らない場所にしてもらえないか予約の際に相談してみてください。
また、離れやコテージといった独立しているお部屋なら、人や犬の気配で落ち着かないということがなくゆったりと過ごせます。
外に出やすい場所かどうか、というのも重要なポイントになります。
排泄が外のみという子や「とにかく外が好き、外に出たい! 走りたい!」という子にとっては、すぐに庭に出られるようなスタイルのお部屋がおすすめです。
最近はお部屋の前がドッグランや専用庭というお宿が増えました。
これはうれしい限りですね。
チェックイン・アウトの時間も大事
チェックインとチェックアウトの時間は多少の差はあっても大抵のお宿が似たような設定をしています。
それでも泊まる側とすれば時間は出来るだけ余裕があったほうが色々と計画が立てやすいので、ここもチェックポイントです。
「たっぷり外で遊びたい、宿は寝るだけ!」くらいの方はあまり気にしていないかもしれませんが、運悪く荒天に見舞われた時のことなどを考えると、余裕があるに越したことはないですね。
また、ゆっくりしたい派やシニアレトに特におすすめなのが「アーリーチェックイン(早めのチェックイン)」や「レイトチェックアウト(遅めのチェックアウト)」です。
お天気やレトの様子を見ながら部屋にいられる時間を調整できるので、一度やると病みつきになります。
特にチェックアウト時はバタバタと慌ただしくなりがちなので、そこを1時間遅らせるだけでも気持ちに大きな余裕が生まれますよ。
外でたくさん遊びたいというアクティブ派も、まずは荷物を置いて身軽になってから遊びに行くのでは、気分が違います。
このシステムの有無や料金などはお宿によるので、気になったらまずは確認してみましょう。
洋室・和室はお好みで。くつろげる広さも確保したい
ワンコOKの宿泊施設の場合洋室のほうが多いのが現状ですが、和室に布団で寝られるところもあります。
普段ベッドで寝ている家族でも、旅行の時はみんなで川の字になって眠るというのもオツなもの。
愛犬と同じ目線でいられるのは想像以上に幸せなものです。
室内で排泄をさせる場合、そのスペースが目に入らないようなところにできる位の広さは欲しいですね。
クレートで眠る子の場合はそのスペースの確保も必要です。
また、少し特殊かもしれませんがひとり(1頭)になれる場所が欲しいと思う子もいるので、その場合も配慮が必要です。
小さめのお部屋がダメということではありませんが、大型犬の場合はどうしてもかさばる(笑)ので、人ひとり追加くらいの気持ちで広さを考えると良いかもしれません。
寝室とリビングが分かれているのが理想的でしょう。
せっかくの旅行ですからくつろげる広さというのも大切だと思います。
食事は旅の大きな楽しみ。安心して楽しめる工夫を。
レストランか部屋食か。
レストランの場合は同伴OKの場合と犬はお部屋でお留守番、という場合があります。
部屋数が多い宿泊施設の場合は、レストランにもたくさんの犬たちが集まることになります。
そのような状態でも落ち着いていられるかどうかで食事タイムの楽しさも変わってくるのでここは要チェックです。
そして、部屋でお留守番の場合は当然「静かに待っていられる」ことが条件になります。
いたずらをしないことも然り。
和室の場合は全てが低めのセッティングですから、レトには何もかも届いてしまいます。
これが不安な場合は同伴OK、もしくは部屋食が出来るお宿にすると安心ですね。
また、B&Bタイプの宿にして外食するということも考えられます。
ただし、犬と一緒に入れるカフェやレストランは夕方までの営業というお店が少なくないですし、定休日もその地域で揃えていることが多いので、行ってから慌てるということがないように営業時間と定休日は必ずチェックしましょう。
臨時休業などもありえますので、事前に電話で問い合わせてみるのが一番です。
アメニティーのチェックは必須!
最近では足ふき、トイレ、トイレシート、うんち袋、除菌スプレーなど様々な犬用アメニティーが用意されていて、至れり尽くせりだと思うことが多くなりました。
とはいえ、それはお宿によって異なるものなので、必ず何があって何がないのかをチェックしておきましょう。
ちょっとしたことですが、フードボウルの大きさや数(多頭飼いの場合)も大切です。
レトはどんなフードボウルでも気にせず美味しく食べると思いますが、やはり清潔で量に合った大きさのものがあるとうれしいですよね。
食べる時に高さが必要な場合、その台までは用意されていることはほぼないので、持参しましょう。
シニアレトの場合はバリアフリーかどうか確かめて
足に不安がある子の場合は、段差が多い、階段が多い、床材が滑りやすい、というところは避けてください。
どんなに素敵で泊まってみたいと思ってもおすすめできません。
「多少足が弱ってきたかな?」くらいであれば問題ないと思いますが、急な階段があったり廊下が滑ったりすることは、身体だけでなくレトの気持ちにも影響があると思います。
自信をなくすようなことはさせたくないですよね。
ワンコOKのお宿は増えましたが、基本的には「元気な犬」のために作られているように思うことが多いです。
そのためか、バリアフリーを感じられるところは少ないのが現状です。
シニアだからこそ「旅に出てリフレッシュを!」というのはとても素敵なことです。
普段の生活で工夫していることや困っていることを思い出すことで、どういうところなら快適に過ごせるかを考え、お宿選びに反映するのが良いと思います。
情報はネット、友人の口コミ、そして直接確認!
宿泊施設の公式サイトだけでなく、予約サイトや口コミサイト、実際に行ってきた友人からの口コミなど、様々な情報を駆使すればかなりのことがわかります。
しかし、最新の情報はやはり直接聞くことによってもたらされます。
旅行に限らず「今は違うのです」と言われた経験、ありませんか?
そうならないためにも大事なことは「直接聞く」。
これが何よりだと思います。
そして直接話すことでわかる、スタッフの方の対応。
どんなサービスのお宿かをある程度知ることができる重要なポイントです。
レトとの旅を120%楽しむために、自分たちにピッタリのお宿・お部屋を見つけてくださいね。
執筆者:Roco
『ヒトとイヌ』を永遠のテーマにしているフォトグラファー&ライター。
撮影・執筆の他、写真のレッスンも行う。
フォトグラファーになるきっかけを作ってくれた英国ゴールデンのRubyは15歳2か月で虹の橋へ。 現在の愛犬はトイプードルとオーストラリアン・ラブラドゥードル。
子供の頃からの夢は「ドリトル先生になること」
Facebook:Roco ~LoveLetters~ 写真と言う名のラブレター
おすすめ記事
-
【レトオーナー必見!】カインズでしか手に入らない、こだわりのベッド・ウェア5選!【カインズわんわん祭り2024・開催中!】
「カインズ」と聞くと、ホームセンターのイメージが強い方も多いかもしれませんが、実は獣医師が監修したペット用品や、こだわりの設計が詰まったアイテムが勢ぞろい!
今回は、レトリーバーに最適な、カインズオリジナルのベッドとウェアをご紹介。実際に商品を使用しているレトリーバーオーナーの声とともに、その魅力をお届けしちゃいますよ。
さらに、10月23日(水)から12月2日(月)まで、まとめ買いでお得に商品がゲットできる「カインズわんわん祭り」も開催しています!
この機会に、ぜひ愛レトにぴったりの商品を探してみてください。
(PR 株式会社カインズ)
PR -
【掃除機革命!】ゴミ捨て不要・抜け毛がからまない・ナノイーX搭載のパナソニック『セパレート コードレス掃除機』に驚愕
レトリーバーにどっぷりハマって見えた、新たな事実…。それは彼らの換毛期はバラバラで、一年中抜け毛が激しいということ。しかも在宅時間が増えたから、今まで以上に抜け毛が気になって仕方がない…!
今回ご紹介するのは「スティック本体のゴミ捨て不要/抜け毛がからまない/ナノイーX搭載/超軽量」の革命的な掃除機。
編集部も驚愕した、今の時代にふさわしい掃除機の全貌をご覧あれ!(ハッキリいって、見なきゃソンです)
(sponsored by パナソニック株式会社)
PR -
【累計1億2000万食突破!完食率95%】「ココグルメ」がレトリーバーの夏バテ予防にぴったりな理由とは!?
みなさんは、犬も夏バテになることを知っていますか。とくにレトリーバーは、厚い被毛や活動的な性格から注意が必要です。
夏バテと上手に向き合う秘訣は、なんといっても食事。
累計1億2000万食を突破し、完食率95%。フレッシュフードの王道といえる「ココグルメ」は、夏を元気に乗り越えたいレトリーバーにぴったりなのです!
「今だけ初回限定500円」のキャンペーン情報もありますので、最後までお見逃しなく!
(PR 株式会社バイオフィリア)
PR -
【取材・看板犬】大型犬の聖地!湘南のドッグカフェ&ラン〜看板犬はゴールデンのマーリー〜
レトをはじめとした大型犬オーナーが頭を悩ませるのは、彼らが存分に楽しめるドッグラン探し。広いのはもちろんのこと、そこに集まる犬種だって私たちには重要!
今回取材をしたのは、大型犬が多く集まるドッグカフェ&ラン「Ven! (ベン)kitchen&dog garden」。ここの看板犬はゴールデンレトリーバーのマーリー。だからなのか、集まるワンコたちも大型犬が多数!
取材 -
【取材】「今日はノリが悪い」で炎症発見。12歳&14歳、2頭をレジェンドにしたのは小さな違和感も見逃さない観察力。 #2 大吉
平均寿命が10〜12歳と言われる大型犬のレトリーバーたち。そこで10歳を過ぎたレトリーバーを憧れと敬意を込めて“レジェンドレトリーバー”と呼んでいるRetriever life。その元気の秘訣をオーナーさんに伺うのが、特集『レジェンドレトリーバーの肖像』です。今回は、つい最近まで14歳の黒ラブ・カノンちゃんと暮らしていた大吉くん12歳が登場します。2頭のレジェンドレトを育てあげたオーナーさんのお話には、きっと長生きのヒントが隠れているはず。
連載 -
やんちゃな子犬に優しく寄り添い、大きな心で受け入れてくれたゴールデン。【ほっこり動画】
今回ご紹介するのは、パピーに優しく接するゴルの動画。ウトウトしているところに突撃されても、文句も言わずに受け入れてくれるのです。さらには笑顔って…紳士すぎ!
-
「まだかな…」大好きなパパの帰宅を待つラブラドール。健気な後ろ姿が愛おしすぎた【動画】
今回は、どうしたって愛おしく感じてしまうラブのお出迎えシーンをご紹介。オーナーさんの帰宅を察して一目散に駆けてきたり、帰宅前からソワソワと待ち続けていたり。こんなお出迎えをしてもらえたら、一日の疲れなんて吹き飛ぶでしょうね!
-
【インタビュー】マンボウやしろ〜究極のラブラドール愛と、女性に“飼われてみた”日々〜
元お笑い芸人の「マンボウやしろ」さんは、大のラブラドール好きとして知られています。ラブラドールが大きく描かれたTシャツを5着も所有し、将来の夢を聞かれたら「ラブラドールで軍隊をつくること」と答えるほど。
今は環境柄ラブラドールと暮らせないとのことで、今回はたっぷり触れ合っていただき、ラブラドール愛を語っていただきました。
取材 -
(スイー…)泳ぎが苦手なゴールデンが浮き輪を使って上手に遊んでた。これは可愛すぎる【動画】
ゴルは水や泳ぐのが好きな犬種。水上に落ちたおもちゃを回収したり、水飛沫をあげて楽しむ姿を想像するのは難しくありません。しかし、人にも得意不得意があるように、中には泳ぎが苦手なゴルもいるようで…。
-
「イヤだなぁ…」カッパを着せられて雨散歩だと察したラブラドールから漂う哀愁がスゴい。【動画】
いつもは明るい性格のラブですが、たまにはテンションが低くなってしまうことがあるのです。それはお天気が雨の日。お散歩で濡れることがイヤだったり、お散歩に行けず拗ねた姿が子どものようでクスッとしちゃいます!
特集
-
ゴールデン・レトリーバー とは
ゴールデンのからだの特徴や性格、歴史など基本情報をご紹介!
-
ラブラドール・レトリーバー とは
ラブのからだの特徴や性格、歴史など基本情報をご紹介!
-
【特集】新・家術〜進化型家電と、新しい愛情物語
愛犬たちとのかけがえのない生活をもっと楽しく快適に暮らすために。
-
【特集】15歳を目指す健康術
レトが長生きする秘訣は、まだまだ世界中にあふれているはずだ。
-
【特集】レジェンドレトの肖像ー10歳を超えて
-
【マンガ連載】今日も父はレトバカです
-
【特集】ゴルの魅力 vs ラブの引力
それぞれをこよなく愛する人たちが、その思いを存分に語ります!
-
【特集】レト愛が止まらない!
隠れた著名人のレトファンをインタビュー!
-
【特集】レトを迎えたら。
レトを迎えたらしたいこと。アドバイスも!
-
レトリーバー 病気辞典
獣医師監修のRetriever Lifeオリジナル病気辞典。あなたの愛するレトを守るための情報満載
-
レトリーバー里親/保護犬情報
Retriever Lifeでは、保護犬を一頭でも多く救うための活動支援をしています。
-
RETRIEVER LIFEとは
レトリーバーが、好きだから。国内最大級のレトメディア