2019年5月24日325 ビュー View

梅雨時にシニアレトが快適に過ごせるポイント5つ

体の機能が衰えてくる老犬にとって、湿度の高い梅雨の時期は過ごしにくい環境です。そんなシニアレトの気持ちになって、快適に梅雨を乗り切れるように心がけてあげてください。

犬はなぜ梅雨が苦手なのか

梅雨,レトリーバー

APIWICH PUDSUMRAN/shutterstock

犬は梅雨が苦手です。「え? それは私たち人間も同じでしょ?」と言いたいかもしれません。

 

確かに人間でもジメジメと湿度が高いと不快指数が増し、人によっては低気圧頭痛と呼ばれる症状が出現するなど、梅雨時は身体的な不調を起こしやすいもの。

 

でも、湿度が高いと体熱を放出しにくくなる犬たちにとっては、梅雨は熱中症との危険も隣り合わせの危険な時期でもあります。

 

また、全身がダブルコートで覆われているレトリーバーたちにとって、梅雨時は皮膚が蒸れやすく皮膚トラブルが出現しやすくなることが知られています。

 

さらにはチャームポイントの垂れ耳が災いして、耳に湿気がこもって雑菌が繁殖し、外耳炎になる可能性がアップします。

 

とくに、抵抗力や体力が衰えてきた老レトには、湿度は大敵。飼い主さんが気を付けてあげないと、トラブル続出という悲惨な状況になりかねません。

 

湿度からシニアレトを守るには

梅雨,レトリーバー

sujan shetty/shutterstock

湿度を遠ざけ、梅雨時でもシニアレトが快適に過ごせるように、次の5つのポイントをおさえておきましょう。

 

1)高床式のベッドを使用する

ジメジメと湿度が高い室内でも、とくに湿気が溜まるのが床付近。説明するまでもなく、人間よりも犬たちのほうが床の近くに呼吸器があり、きっと不快指数は高いはず。

 

なるべく愛レトが快適に眠れるようにするため、床から少し高いところに寝床を設置してあげたいものです。

 

シニアレトの足腰に負担がかからないような、少しだけ床面から高くなっているような、脚付きコット型の大型犬用ドッグベッドも販売されているので、そういったものを活用するのがおすすめ。

 

通気性のよい籐のソファを愛レト用にする飼い主さんもいるようです。

いずれにしても、寝床の下に空気の通り道を作り、快適空間を作ってあげましょう。

 

2)気温が高くなくてもエアコンを使用する

気温が高くない場合、エアコンではなく扇風機などでもある程度快適に感じるのは、実は人間だけ。

 

人間は風を受けると露出した肌から汗を蒸発させられるので、体熱を放出できます。

 

でも、肉球からしか汗をかけず、パンティングと呼ばれる口呼吸でしか放熱できない犬たちにとっては、湿度が高いままでは呼吸器への負担軽減にはなりません。

 

さらにシニアレトは、呼吸器の筋肉や機能が衰えているので、さらに放熱が苦手。

 

気温がそれほど高くなくても、湿度が高い梅雨時は設定温度を高めにしてもよいので冷房を利用しましょう。

 

エアコンは除湿モードにしなくても、冷房をつけるだけで部屋の湿度は下がるので問題ありません。

 

3)雨の日は散歩をしないほうがベター

老犬になってくると運動欲求や運動機能が落ちてくるため、運動不足になることが大きなストレスにはなりません。

 

もちろん、脳トレや気分転換のためには毎日少しでも散歩をしてあげたいものです。

 

でも、室内で排泄ができるレトリーバーの場合、無理して雨の日に散歩に行かないほうがよいケースも。

 

なぜなら、レインコートを着て雨の屋外を歩くと、皮膚がかなり蒸れてしまうから。気温が高めの日はレインコートが原因で体が熱くなり、熱中症になる危険性もあります。

 

レインコートを着せずに雨の中を歩かせるのもまた、帰宅後にしっかりドライヤーで乾かさないと皮膚が蒸れて雑菌が繁殖する原因になってしまいます。

 

シニアレトにとって、ドライヤーのためにずっと立ち続けることが負担になる場合も。

 

老レトに限っては、高温多湿の雨の日は散歩を控えるのがベストといえるでしょう。

 

4)寝ているときに耳をペロッとめくってあげる

外耳炎の原因にもなる高温多湿の状況から愛レトを守るには、耳の内部の通気性を良くしてあげましょう。

 

愛レトが横になって寝ているとき、ペロっと耳をめくり、風が入るようにしてあげるとよいでしょう。

 

また、それと同時に愛レトの耳の内部が汚れていないかや、臭いにおいがしないかをチェックしてあげてください。

 

多湿の梅雨は、マラセチア菌などの外耳炎の原因になる菌が繁殖しやすいもの。もし外耳炎になっていたら早期治療が大切です。

 

耳をめくるという、飼い主さんのほんの小さな努力も、梅雨時にコツコツ毎日積み重ねれば、外耳炎の予防に役立たないことはありません。

 

5)ブラッシングをこまめにする

皮膚の通気性をよくして、蒸れ知らずの健やかな肌をキープするために重要なのが、こまめなブラッシングです。

 

とくにシニア以降は、人間同様レトも抜け毛が増えがちに。

 

また、レトリーバーはアンダーコートとトップコートの2層構造を持つダブルコート。

 

寒さをしのぐための豊富なコートが、換毛期が訪れるとごっそり抜けます。夏に向けて、少しでも涼しさを得るための自然の摂理です。

 

けれども飼い主さんが注意して、死毛をブラッシングで取り除いてあげないと、シニアレトの体に熱がこもりがちになったり、皮膚トラブルを生じやすくなります。

 

住んでいる地域の気候や住環境によって換毛期の時期は異なりますが、春から梅雨時にかけてはいつも以上にブラッシングをこまめにしてあげましょう。

 

住環境の整備や散歩の配慮にくわえて、日々のケアなどにも気遣いながら、シニアレトが健康で快適に梅雨を過ごせるようにしてあげてくださいね。

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

【シニアのサイン】見逃さないための環境整備〜素敵なシニアレトライフを〜

 

 

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