2019年9月28日879 ビュー View

【もし停電になったら】愛犬のために、その時の備えを考える

台風15号の強力な風によって引き起こされた大規模停電。停電というのは災害時には時折起こるものですが、これほど長期化するとは誰も思っていなかったはずです。今回は私の身近で起きた大規模停電から学んだこと、考えたことを書いてみます。(停電にのみフォーカスしています)

千葉を襲ったのは強烈な風が引き起こした大規模停電

房総に犬たちのための家がありそこで週末を過ごすことが多い私にとって、今回の災害はとても身近なものでした。

 

(私の家は停電や損壊はなく、庭木が倒れたり荒れたりしただけでした)

レトリーバー,台風

倒れたり折れたりしてしまった庭の木たち

 

居住しているわけではないので、台風や大雨などの心配がある時は行かないか早めに帰るという選択をしています。

 

あの台風が接近していた週末も房総にいたのですが、風が強まる前にと8日の午前中に東京に戻りました。(台風が上陸したのは翌日9日の早朝)

 

そのように念のため早めに帰ってきたものの、まさかこんな災害に発展するとは思ってもいませんでしたし、停電の情報を耳にしてもすぐに解消すると思っていました。

 

きっとほとんどの人がそうだったと思います。

 

ですが、想像を遥かに超えた停電の長期化。

地震だけでなく自然災害というものは常に私たちの上をいくと思っていたほうが良さそうです。

 

今回は倒木による機器の損壊や作業の難航というものが大きいようですが、「自然の中じゃないからうちは大丈夫」という考えは今後通用しないかもしれません。

 

停電すると普通にしていたことが何も出来なくなる

1.家の中も外も明かりがなくて暗い(不便・怖い)

2.断水(飲み水・トイレ・お風呂)

3.電化製品が使えなくなる(特に困るのが冷蔵庫・エアコン)

4.携帯の充電が切れる(連絡が出来ない・情報が入らない)

 

箇条書きにしただけではあまりその大変さが伝わらないかもしれませんが、ひとつひとつ想像しながら掘り下げて考えてみると実際その場になったらどれだけ不安になるかわかると思います。

レトリーバー,台風

災害が起きるたび何でもない日常は当たり前ではないと気付かされる

 

まず、暗いというのはそれだけで不安になりますし、行動に制限がでます。

 

普段明かりがあることが当たり前の生活をしているのに、家の中も外も真っ暗というのは不安かつ不便。

 

しかも通常の状態ではなく「これからどうなるの?」という不安を抱えた状態です。

 

今回私は信号機が止まっている場所を走る経験をしました。

 

台風の数日後、どうしても行かなければならない場所があったのですが、その場所の近辺のいくつかの信号機が停電で止まっていたのです。

 

割と大きな交差点でしたし、本当に怖かったです。

 

これが全域でのことだったら…と思うとぞっとしました。

 

電気が止まると断水が起きることもあります。

 

マンションなどポンプで組み上げているところや手動でない井戸がそのひとつです。

 

また、今回のように暑い時期では冷蔵庫の中身もすぐにダメになり、エアコンも使えないので熱中症の危険を引き起こしてしまいます。

 

暑さに弱い犬たちにも致命的な障害です。

 

災害の時には情報を得ることがとても大切です。

 

太陽光のモバイルバッテリーなどで充電ができればスマホでの取得は可能。

 

ただ、長引くと基地局そのものがダウンしてスマホや携帯も使えなくなるのだということを今回知りました。

 

こうなると連絡手段が途絶え、病院の情報も避難所の情報も得ることが出来なくなります。

 

レトを守るための対策を考える

ここでは「停電時」「愛レトのために」備えておきたいもの、その時にしたいことを書いていきます。

レトリーバー,台風

見失わないために光る首輪を使うのも手

 

1.水・フード・おやつ

犬が1日に飲む水の量は体重1キロあたり40~60ml、体重30キロのレトの場合は1,200~1,800mlとのこと。

これを目安に1週間分は用意しておきたいものです。フードも同様。

缶詰など水分があるものも用意しておくと水分補給の足しになります。

いつもと違う状態で不安なのはレトも同じなので、おやつなどご褒美としてあげているものもたまに食べさせると気持ちが上向きになるはず。

 

 

2.首輪とリード

暗闇の中で迷子にならないよう、家の中でも常にリードを付けておきましょう。

首輪には鑑札や迷子札も忘れずに。

夜のお散歩用として販売されている首輪につけるLEDライトなどを装着しておくとどこにいるか見えるので安心です。

特に黒っぽい子は停電時にはほぼ見えなくなるので、踏んだりつまずいたりしないようにしましょう。

 

 

3.洋服

夏なら暑さ対策、冬なら寒さ対策として用意しておくと良いです。

明るめの色なら夜に着せておくと見えやすいという利点も。

もし避難所に一緒に行くことになった場合にも抜け毛対策として有効です。

やはりその点は気遣いを忘れないでいたいですよね。

レトリーバー,台風

真冬ならもっと厚手のものでも

 

 

4.トイレシーツと匂いを閉じ込められる袋

いざとなったら人間も使えるお役立ちグッズです。

濡れてしまったものの水分を拭き取ることに使うことも出来ます。

ただ、匂いが漏れるとつらいので、匂いが外に漏れにくい袋も多めに用意しておきましょう。

 

 

5.熱中症対策

今回のような暑い時期の災害は人にもレトにもとても厳しいものとなります。

長期間は難しいかもしれませんが、以下のようなものを用意しておくと便利です。

・保冷力の強いクーラーボックス

・長時間保冷の出来る保冷剤

・割って使う使い捨て保冷剤

 

車がある場合は車のエアコンをかけて中にいさせるのも良いでしょう。

シガーソケットから電源を取る「車載用冷凍冷蔵庫」も役に立ちます。

ただし、レトの様子がおかしいと思ったら迷わず病院へ

 

熱中症に関してはこの記事も参考にしてみてください。

【レポート】熱中症対策セミナーで学んだ大切な命を守る方法 「このくらいなら大丈夫?」は絶対ダメ!

 

6.寒さ対策

停電は夏だけに起きるわけではありません。

レトにとっては寒さのほうがずっと耐えられるものだと思いますが、老犬の場合そうはいきません。

電気を使わないで使える暖房器具がない場合は暖かいダウンなどを着せられるようにしておきましょう。

使い捨てカイロもたくさん用意しておくと安心です。

 

思い切った行動も時には必要

多くの知り合いが被災した今回の台風。

 

暑さに犬たちが耐えられないのではと考え、自宅ではなく外に避難した友人知人もたくさんいました。

 

地震と違い被災した地域とそうでない地域が近かったので、近くに住む家族や友人の家に身を寄せることが出来たのは不幸中の幸いだったのかもしれません。

レトリーバー,台風

非難することも必要な時がある。自分の優先順位で動こう

 

困った時はお互いさまです。「HELP」を出すことは甘えでも何でもありません。

 

愛するレトリーバーを守るため、そして周囲の心配を和らげるためにも「誰かの家にお世話になる」ことを迷わないでくださいね。

 

また、停電になったらすぐに「ペット可ホテル」を予約してそこに滞在していた知り合いもいました。

 

その行動の早さにびっくり、そして天晴!と思いました。

 

お金は少しかかってしまいますが、大変な時だからこその体力温存、そして心の平穏。

 

停電のみの被害の場合はこのような手段もとても有効だと感じた出来事でした。

 

今回の大規模停電で再認識「備えあれば憂いなし」

停電は見た目ではその大変さが伝わりづらいのですが、長期化すると心身ともに疲れ果ててしまいます。

 

でも「暗いのはキャンプで慣れてたから」という友人もいました。

 

確かに電気の通っていないキャンプ場に行く場合の持ち物は全部使えます。

 

多少ハードなキャンプを経験しておくのはこういう時に役に立つのですね!

レトリーバー,台風

電池式、太陽光で充電できるものなど、種類を変えて持つのもよい

 

全部の不都合をカバーできるものはありませんが、このように「暗さは平気」とか何かひとつでも慣れていると精神的にとても楽だと思います。

 

備えあれば憂いなし。

 

まぁ、「なし」まではなかなかいかないと思いますが、少なくすることは可能ですよね。

 

物も心も準備が大切。愛レトがどんな時でもニコニコとしていられるように、私たちはコツコツ準備をしておきましょう。

 

 

執筆者:Roco

『ヒトとイヌ』を永遠のテーマにしているフォトグラファー&ライター。

撮影・執筆の他、写真のレッスンも行う。

フォトグラファーになるきっかけを作ってくれた英国ゴールデンのRubyは15歳2か月で虹の橋へ。 現在の愛犬はトイプードルとオーストラリアン・ラブラドゥードル。

子供の頃からの夢は「ドリトル先生になること」

 

Facebook:Roco ~LoveLetters~ 写真と言う名のラブレター

 

 

こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね!

【賢くて役立つ防災対策】愛レトを守る、フードのローリングストック他

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