2022年12月1日460 ビュー View

運命のレトはどこにいる?ピッタリくる方法は一つじゃない。

レトリーバーを家族に迎えたい。そう思った時にはどんな選択肢があるのでしょう。あなたの運命のレトは今どこに?

レトリーバーを探す方法も多種多様になってきた

レトリーバー,画像

shutterstock/SasaStock

 

レトリーバーと暮らしたい。ではどこで探そうか? となった時、最もポピュラーなのはブリーダーやペットショップでパピーを探すという二つの方法だと思います。

 

これはその割合に変化はあるものの、この30年ほど前くらいから変わっていないのではないでしょうか。

 

ですが、このレトと出会うための方法も世の中の流れとともに少しずつ変化が見られます。

 

パピー、成犬、老犬。

 

犬生のどのステージから一緒に暮らし始めるかも様々、故に探す場所も様々となり、「どうやって運命のレトと出会うか」の選択肢はかなり増えました。

 

そこで改めてどんな方法があるかまとめてみました。

 

もちろん例えばブリーダーひとつ取ってもレベルは様々なので概要的なことにはなりますが、それでもたくさんあるなぁと言うのが私の印象です。

 

「ブリーダー」という言葉に惑わされないことが大切

レトリーバー,画像

shutterstock/Alexx60

 

とてもざっくりとした説明になりますが、ブリーダーは動物を繁殖して血統書を発行し、直接飼い主さんに販売もしくはペットショップはせり市に卸しています。

 

「卸す」というのは物のようでとても嫌な言い方になりますが、実際にそこでは「商品」としての扱いです。

 

以前は「血統書」を作ることが出来るのがブリーダーの特権というような感じがありましたが、最近ではMIX犬の人気が高いため血統書の発行というのは必ずしも行われるわけではなくなりました。

 

その辺りも今までとはかなり違ってきているところです。

 

シリアスブリーダーと呼ばれる、その犬種を心底愛し固定化し次世代に繋いでいこうという考えのブリーダーだとその犬種への知識が豊富なので病気やトレーニングの相談にも乗ってもらえることが多いです。

 

送り出した後も我が子のように大切に思ってくれる相手がいることはとても心強いです。

 

親や兄弟姉妹と知り会う機会ができることもあり、そこから家族的なお付き合いに発展するのも幸せなことではないでしょうか。

レトリーバー,画像

shutterstock/Vika Dubrovskaya

 

その一方、単一犬種ではなく人気犬種を次々と扱うブリーダーもいます。

 

「犬」という括りで言えば経験豊富のこともあるでしょうが、不安に思ったらどうしてその犬種(たち)をブリーディングしているのか聞いてみると良いと思います。

 

その結果納得できる理由であればそこから迎えるという選択肢もあるかもしれません。

 

家族の一員として一緒に暮らしながらゆったりとしたスケジュールで繁殖を行うブリーダーもいれば、犬舎に入れっぱなしで繁殖だけさせろくに面倒も見ないというブリーダーもいるので(そういうブリーダーのことを繁殖屋という人もいます)、言葉に惑わされずにしっかり見極めることが大切ですよね。

 

最後に「輸入代行業者」についても触れておきます。

 

最近は海外からの輸入の代行をする仲介業者を利用する方も少しずつ増えてきたようです。

 

日本では気に入ったブリーダーが見つからなかった、タイミングが合わなかった、など理由はいくつかあるのだと思いますが、ブリーダーとのやり取りや輸入手続きを代行してくれるのでお金はかかっても個人輸入をするより面倒が少なくてすみます。

 

親やパピーを直接見て選ぶことができないので、代行業者とのコミュニケーションや信頼関係がもっとも重要なポイントとなるでしょう。

 

経験者から対応などを聞いてみるのも良いですね。

 

ペットショップは変わらずの人気

レトリーバー,画像

shutterstock/Africa Studio

 

コロナバブルの一つでしょうか、ここ数年「初めてペットを飼うことになった」と言う話をよく耳にしました。

 

実際とても犬や猫の売れ行きが良かったそうです。

そして価格も跳ね上がりました。

 

幸いにもレトリーバーのような大型犬は軽い気持ちで飼い始めることはできない(はず)なので、そこまでバブルの波に飲まれることはなかったと思います。

 

ですが、ペットショップに様々な大型犬のパピーがいた、広告に載っていた、と言う話も耳にしたので、影響はゼロではなかったのでしょう。

レトリーバー,画像

shutterstock/New Africa

 

ペットショップでパピーを求めることを責める気持ちはありません。

 

初めてペットと暮らすという人にとっては一番わかりやすい方法ですし、それどころかそれ以外の選択肢を知らないと言うこともあるからです。

 

知らずにペットショップに行っている場合は、どんなブリーダーと付き合っているのか?

 

この販売方法はどうなのか? 売れ残ったらどうなるのか? というところまで疑問は湧かないでしょう。

 

それに、悪質なブリーダーのところより良心的なペットショップの方が良いということもあるかもしれません。

 

「遠くの親戚より近くの他人」のように、近くにあっていつでも相談に行けるショップを選んだ、と言う話も聞いたことがあります。

 

盲導犬や介助犬からのキャリアチェンジ犬や引退犬も引き取れる

レトリーバー,画像

shutterstock/Jaromir Chalabala

 

盲導犬や介助犬などの候補だった子がなんらかの要因によってその仕事に向かないと判断されるとキャリアチェンジ犬として一般家庭に引き継がれることがあります。

 

レトリーバー種がほとんどなので、レト飼いさんには知られていることかもしれませんね。

 

<盲導犬協会HPより>

パピーウォーカーの家庭で約1年を過ごしたのち、盲導犬としての適性評価・身体的な評価を経て、盲導犬の訓練を継続しないと判断した若い犬(1~2歳)です。キャリアチェンジの理由は、活発すぎる、動物や人を怖がる、警戒心から吠える、身体的健康面など様々です。

 

キャリアチェンジ犬を希望する理由としては、「パピーは可愛いけれど躾けるのも大変だし特にパピーへの拘りはないから、しっかり躾が入っているレトリーバーがいい」というものが多いように思います。

 

レトのパピーはものすごく可愛いですが、大型犬のパピーを育てるというのはなかなかの重労働。

 

躾にはかなりの時間を割かなければなりません。

レトリーバー,画像

shutterstock/Petr Jilek

 

訓練の入ったキャリアチェンジ犬を引き取った友人がいますが、コマンドはバッチリ入っているし、最初から日常生活で困ることはほぼなかったとのこと。

 

実際に会ってみてもとてもその通りの印象でした。

 

ただし、協会のHPにも書かれているように、「活発すぎる、動物や人を怖がる、警戒心から吠える」ということが理由のこともあるので、キャリアチェンジ犬だから何もしなくても大丈夫、ということではありません。

 

キャリアチェンジ犬を引き取った別の友人ところの子は血気盛んかつとても頭が良い子だったのでなかなか手強かったです。

 

また、盲導犬や介助犬としての仕事をしてきて、年齢などにより引退した子を引き取ることもできます。

 

その場合は10歳以上のことが多いので、余生を家庭犬としてゆっくり過ごさせてあげたいという気持ちでお迎えすることになります。

 

キャリアチェンジ犬にしても引退犬にしても、今欲しいからすぐに、というわけにはいきません。

 

タイミングや条件もあるので、焦らず待てる方向けです。

 

個人の飼育放棄やブリーダー崩壊など、様々な理由で保護された子に終の住処を

レトリーバー,画像

shutterstock/Osadcha Olga

 

いわゆる「保護犬」と言われる子たち。

 

そのバックグラウンドはある程度わかる場合とほとんどわからない場合とがあり、年齢も様々です。

 

保護犬を迎えるためには保健所や保護団体もしくは個人で保護活動をしている方から譲渡を受けるという形になるのが一般的でしょう。(無償という意味の譲渡ではありません)

 

保護犬を探すためのサイトもあり、そこでは団体以外でも何らかの事情で犬を手放すことになって譲渡先を探している個人の投稿があることもあります。

 

購入するのではなくそのように行き場を失った子を家族に、というメッセージはとても心に響きます。

 

特につらい目に遭ってきたのだったらこれからの犬生は思う存分幸せに、と。

レトリーバー,画像

shutterstock/My July

 

ただ、保護犬を引き取るにはその団体などの調査もあり、そこで折り合わないということもあるので誰でもというわけにはいかないのが現実です。

 

特に年齢制限は厳しいことが多く、レト飼いさんとしてのキャリアがあっても、愛情深くても、越えられない壁があるようです。

 

他にも家庭訪問のようなものがある、その後の報告義務がある等の条件が気になって、それ以上進めなかったという里親希望者さんもいます。

 

あまり厳しくしたら里親さんが見つからなくなってしまうのでは? とも思うことがありますが、辛い思いをしてきた子たちだからもう二度とそんな目に遭わせたくないという保護主さんの気持ちもわかります。

 

本当にここは難しい問題ですよね。

 

数字的な資料があるわけではなく私の印象ですが、里親探しサイトでもずっと残っている子は少ないので、レトリーバーは比較的引き取り手が見つかりやすい犬種なのではないかと思っています。

 

小型犬に比べて数が少ないからというのもあるでしょうし、私の願望がそう見せているのかもしれませんが、レト愛好家の輪と愛は大きいので印象ではなく事実だったら嬉しいです。

 

ハンディキャップ犬と繁殖引退犬の里親探しが急激に増えた?

レトリーバー,画像

shutterstock/New Africa

 

保護犬とば別に最近よく譲渡対象となっているのがハンディキャップ犬や繁殖引退犬です。

 

ハンディキャップ犬は身体に何らかのハンディがあって通常の販売ルート(ちょっと嫌な言い方ですが)には乗らないけれど、それを理解した上で家庭犬として迎えて欲しいというメッセージの元に里親探しが行われています。

 

最初からハンディキャップがあるのがわかっている子を迎えるというのは覚悟の必要なこと。

 

保護犬を迎えて育てている方もそうですが、本当に頭が下がります。

レトリーバー,画像

shutterstock/Olena Brodetska

 

また、この頃特に増えてきたような気がするのが「繁殖引退犬」です。

 

里親探しサイトにもとても多く登録されています。

 

ブリーダー崩壊などで保護された子ではなく、繁殖という仕事が終わったのでブリーダーが手放すことにした子たちです。

 

生涯飼育を理想とすると、手放すということはネガティブに捉えがちですが、大勢の中の1頭で一生を終えるのではなく、これからは家庭犬として思う存分甘えたり楽しんだりする喜びを得ることが出来るのだとポジティブに捉えれば見え方は変わってくると思います。

 

犬たちは「今」を生きているのですから。

 

実は私も7月末に繁殖引退犬を引き取りました。

 

7歳の女の子なので出産を数回経験しています。

 

この辺りの事情や実際に経験してみての感想はもう少し別の機会にじっくり書きたいと思っています。

 

いつか迎えるその時のために

今回はレトリーバーとの出会いをどこに求めるか? についていくつかのパターンをあげてみました。

 

どれが正解、というのはありません。

 

今はその予定がなくても、いつかの時にその手段や考え方を知っていると世界が広がると思うので、ぜひ様々な選択肢について考えてみてください。

 

Roco

『ヒトとイヌ』を永遠のテーマにしているフォトグラファー&ライター。

撮影・執筆の他、写真のレッスンも行う。

フォトグラファーになるきっかけを作ってくれた英国ゴールデンのRubyは15歳2か月で虹の橋へ。 現在の愛犬はトイプードルとオーストラリアン・ラブラドゥードル。

子供の頃からの夢は「ドリトル先生になること」

 

 Facebook:Roco ~LoveLetters~ 写真と言う名のラブレター

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