3種のフードを使い分けるスゴ技。ウェット、ドライ、セミモイスト
ドッグフードには、ウェットフード、ドライフード、セミモイストフードがあります。それぞれの特徴を活かして、それらを愛レトの健康状態や生活シーンによって巧みに使い分ける技をお教えします!
目次
ドライフードとウェットフード、どちらがよい?

Chendongshan/shutterstock
ドッグフードには、主に3タイプがあります。
ドライタイプとウェットタイプ、それに前者2タイプの中間に位置するセミモイストタイプです。
犬に必要な栄養素がすべてバランスよく含まれている「総合栄養食」を選んでいれば、どのタイプを与えてもかまいません。
愛レトにはどのタイプをどのような方法であげていますか?
ウェットフードとドライフードにはそれぞれに異なったメリットがあるので、頭に入れつつ愛レトのベストマッチを生活シーンに合わせてチョイスしてあげてください。
ウェットフードのメリット

Nicole Lienemann/shutterstock
水分の含有量が多い
ウェットフードの最大のメリットは、水分の含有量が高いこと。水分の摂取量が足りないと、尿路結石症や腎臓の病気などのリスクが高まります。そのため、水分を積極的に摂取するにはウェットフードがベスト。
ドライフードと同じ量を食べても低カロリー
水分の含有量が多いということは、ドライフードと同じ量を食べても摂取カロリーは低く抑えられます。商品による差は生じますが、一般的なウェットフードはドライフードの1/4ほどのカロリー。そのため、ダイエットが必要なレトには、少ない量で満腹感を得られやすいので最適と言えます。
においが強い
ドライフードと違って乾燥させていない分、また、できたてをすぐに容器に密閉している分、肉や魚などの素材のにおいを強く感じるのがウェットフードの特徴です。おいしそうなにおいから食べたいという気持ちをかき立てるので、食欲が落ちているレトにおすすめ。
消化がよい
ドライフードよりもウェットフードのほうが消化がよいので、子犬や老犬、さらに病中病後のレトにはウェットフードが向いています。歯周病で抜歯をしてしまったレトにも、噛まないですむので食べやすいでしょう。
ドライフードのメリット

Jaromir Chalabala/shutterstock
ウェットフードよりもお財布にやさしい
ウェットフードよりもドライフードのほうが経済的なことが、一般的にドライフードをメインにしている飼い主さんが多い理由だと考えられます。
栄養価が高い
総合栄養食のドライフードは、栄養価が高いので育ちざかりの子犬に与えるにはぴったりです。とくに子犬にマッチするように高カロリー・高たんぱくに作られたパピー用フードは、効果的に栄養を摂取できます。食の細いレトに与えるにも、少ない量で豊富な栄養を摂れるので向いているでしょう。
いつでもどこでも与えやすい
文字通りドライなフードなので、飼い主さんがフードポーチに入れて気軽に持ち運びができ、外出先でもどこでもすぐに与えられます。
災害時にも、持ち運びがしやすく開封後の保存性が高く、ウェットフードのように多量に与える必要がないので重宝するでしょう。
あごを鍛えられる
ドライフードは硬いので、レトはカリカリと噛んで食べなければなりません。(噛まずに丸飲みしてしまうレトもいるかもしれませんが……)。そのため、噛むことであごの筋肉を鍛えることができます。さらには、噛むことが脳へのよい刺激になるとも言われているので、認知症の予防に役立つ可能性もあるでしょう。
歯垢を取ることができる
こちらもドライフードを丸飲みしてしまうレトには当てはまりませんが、噛んでいる最中にドライフードの粒が歯の表面にあたることで、歯垢が取れやすくなると言われています。もちろん、ドライフードを与えるだけでは歯周病予防には不十分なので、歯ブラシでの歯磨きも忘れずに。
ミックスフーディングで肥満予防や水分補給を
ミックスフーディングを知っていますか?
これは、ドライフードにウェットフードを混ぜて与える方法です。
ドライフードをメインに与えているレトリーバーに、ウェットフードを混ぜることで、以下のメリットがあります。
水分を補える
ドライフードだけでは不足しがちな水分を、ウェットフードを混ぜることで補えます。
乾燥している冬や、熱中症になりやすい夏などに、食事からの水分補給をさせるようにしてもよいでしょう。
摂取カロリーを少なくできる
ウェットフードだけの食事では経済的な負担がかかりますが、ドライフードにウェットフードをトッピングとして多めに使用すれば、愛レトの満腹感を損なわない食事を提供してあげられます。
肥満気味のレトやダイエットが必要なレトには、おすすめの食事法です。
セミモイストフードはトレーニングのトリーツにも最適

Agustin Va/shutterstock
ウェットフードとドライフードのちょうど中間に位置するのが、セミモイストフード。セミモイストフードのよいところは、ドライフードよりもにおいが強いこと。
また、ウェットフードのように水分量が多すぎないのでべちゃべちゃとせず、トリーツポーチなどに入れて持ち運んでも問題ありません。
そんなセミモイストフードの総合栄養食は、トレーニングのごほうびとして最適です。栄養バランスに優れていて、愛レトの1日のフード給与量を計算しやすいという利点があるからです。
ウェットフード、ドライフード、セミモイストフードを上手に使い分けながら、愛レトにバラエティ豊富でヘルシーな食生活を提供してあげたいものです。
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