「ありがとう!」レトリーバーと暮らしたから『新しい自分』がいたことに気付けた。これからも、無償の愛を。
犬、それも大型犬を迎えるとなったらある程度の知識はつけておかないと、と思うのは当たり前。それなりに調べて、勉強して、覚悟した! なのに「やっぱり実際に一緒に暮らしてみなければわからなかった…」ということがたくさんありませんか? ライフスタイルそのものすら大きく変えてしまうレトの魅力と破壊力。そこで気付いた新しい自分に完敗、じゃなくて乾杯。
汚れてもいい、洗えればいい、服装の変化

Rachelle Van De Kamp/shutterstock
大型犬を飼っている人=ジャージ
的なイメージがあった一昔前。
今はそこまでではないですが、カジュアルにならざるを得ないのは確かです。
どうしても多少は汚れますからね。
抜け毛が付く、よだれが付く、まれに飛びつかれて足跡が付く、なんてこともあるかもしれません。
そうなるとまずは「洗える服」であることは必須条件。
洗えるだけでなく「毛が刺さらない素材」であることも重要。
ゴールデンやフラットの毛は柔らかいので表面に付着するだけですが、ラブの短くて硬い毛はフリース素材などに刺さって、コロコロしてもなかなか取れません。
黒い色の服もかなりの注意が必要となります。
私は人間だけのお出かけの前に黒い服を着たら、絶対に毛を付けられないよう細心の注意を払いながら後ずさりして家を出る、というギャグみたいなことをやっていました。
これってあるあるだと思うのですがいかがでしょう?
靴も「いざという時踏ん張れるか?」というのがレト飼いさんの基準になっているかもしれません。
ただ、ワンピースにヒールが好きだった私は正直そのような服装に抵抗があり、どうにかならないか悩んでいたこともあります。
でもおしゃれはカジュアルな方向へ進み、おしゃれでかっこいいプチプラ服も増え、今はレトラバー女子にもうれしい時代となったと思います。
食べ物は飲み物?

Everita Pane/shutterstock
レトリーバーは食いしん坊。
これは紛れもない事実だと思います。
見た目とても上品でおしとやかなのに、食べ物に関しては! というレトを何頭も知っています。(うちの子もそうでした)
どんなに手をかけて作った食事もあっという間にガツガルと完食! しかも周りに飛び散ってる!!
もう「おいしかったんだね…」とつぶやくか、笑うかしかありません。
ゴールデンも相当ですが、私の知る限り食欲が一番旺盛なのはラブ。
「すべての食べ物は飲み物」。
そして頭の良さから盗み食い事件も多発。
レトリーバーと暮らす前なら受け入れがたいことだったかもしれません。
でもそんな姿を心から愛おしいと思う、大らかな気持ちになれる、これもひとつの変化です。
多少の傷は勲章

Everita Pane/shutterstock
大人になるとなかなか転ぶことってないと思うのですが、犬がいると割とよく起こります。
「一緒にランで走ってたら転んでひざに青あざ出来ちゃったよ」とか、「愛犬と毎日ワンプロをするから生傷が絶えないんだよね」なんていうのはとても微笑ましいです。
レト飼いさんにとって多少の傷は「一緒に本気で遊んだ」という勲章かもしれません。
お散歩中に「引っ張られて転ぶ」ということもよく耳にします。
レト飼いさんは責任感が強いので「決してリードを放してはならない」という思いがあり、走る犬に引きずれても手を放さないのでしょうが、そうなると転ぶだけでなくひどい擦過傷を負う、骨折するという重症を負う場合もあるので気を付けたいですね。
それでも「骨折したことあるの!」とさらっと言ってしまうレト飼いさんはすごいと思います。
レトと暮らしていると日常的にぶつからたり踏まれたりして「痛い!」ということもありますが(結構本気で痛いこともある)、ひとつのアトラクションみたいなもので、嫌な気持にはなりません。
これもレトマジックでしょうか。
アウトドアにはまる

Rachelle Van De Kamp/shutterstock
人と遊ぶように一緒に何でもできるというのはレトの魅力のひとつです。
アウトドアでの遊びも同様で、キャンプ、トレッキング、川遊び、雪遊びなどたくさんの遊びを一緒に楽しむことができます。
アウトドアが趣味だからレトにしたという人もいるでしょう。
でもそうではなかった人もまさかのアウトドアにはまっていってしまうのです。
レトリーバーは都会のマンション暮らしもできる犬だと思っていますが、自然の中ではその魅力が増大します。
毎日のお散歩がランになり、楽しそうに走り回る姿を見てもっと自然の中へと行く場所が変わっていくのは容易に理解できます。
私たち人間だって自然の中では開放的な気分になりリフレッシュできるのですから、犬たちが感じている気持ちよさはどれほどのものでしょう。
かくいう私もアウトドアという言葉は永遠に私の辞書には表れないだろうと思っていましたが、今では大好きになりました。
犬がいなければこんなことは絶対になかったことなので、世界を広げてくれた犬たちに大感謝です。
こんなに誰かを愛せるなんて

Rosa Jay/shutterstock
犬たちからもらう愛は大きすぎて、どうお返ししていいかわからない。
私たちに贈られているのは無償の愛そのもので彼ら自身が愛の塊なので、太刀打ちはできないのは当たり前なのかもしれませんが…。
でも日々その愛に感謝して、できる限りのことをしたいし愛を返したいと思い続けています。
きっとレトと暮らしている方はみな同じ思いですよね。
こんな風に思える相手と出会えたこと、そのことにも感謝したいと思います。
いつかその相手を失う日が来て大きな悲しみを感じることがあるとしても、それほどまで愛していたこと愛せる相手と出会ったことの証です。
自分の中に生まれる溢れるほどの大きな愛、それに気が付かせてくれてありがとう!
そう大きな声で言いたいです。
Roco
『ヒトとイヌ』を永遠のテーマにしているフォトグラファー&ライター。
撮影・執筆の他、写真のレッスンも行う。
フォトグラファーになるきっかけを作ってくれた英国ゴールデンのRubyは15歳2か月で虹の橋へ。 現在の愛犬はトイプードルとオーストラリアン・ラブラドゥードル。
子供の頃からの夢は「ドリトル先生になること」
Facebook:Roco ~LoveLetters~ 写真と言う名のラブレター
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