2019年9月15日7,845 ビュー View

【成長はあっという間】レトリーバーパピーの写真撮影は惜しみなく〜子犬を上手に撮る方法も〜

レトリーバーのパピーの可愛らしさって、それはもう言葉では言い表せないほど。コロコロで、ずっしりして、「大きくなるぞー!」って言っているかのように太い足。そしてどの子も人を愛し愛されるために生まれて来たって顔をしているのですよね。まさに天使です。もちろん成犬になってもその天使っぷりに変わりはないのですが、パピー時代はあっという間。だからたくさん写真を撮っておきましょう。

動きが激しい、じっとしていない、そんなパピーを撮るためには

レトリーバー,写真

明るい場所で撮るのが一番

 犬を撮る時に誰もが悩むのが「じっとしていない」ということ。

 

でもパピーに「写真を撮るからじっとしていなさい」なんていうのはナンセンスかもしれません。

 

だって元気でパワーに満ち溢れているのがパピーなのですから。

 

じっとしていないとイライラするより、パピーらしい元気な姿をとらえる方に気持ちを集中させましょう。

 

ではどうしたらじっとしていないパピーを上手に撮れるのでしょう。

 

何を撮る時にも言えることですが、失敗しないためには「明るい」ということが最も大切です。

 

 

「写真は光」

また出てきましたよ!

 

そうです。写真は光。明るさは神!!

 

※分からない方は「愛レトの写真を自分のイメージで楽しく撮ろう~写真の基礎のキ~」からシリーズでぜひ。

 

スマホでも一眼レフでもその考え方は同じです。失敗なく綺麗に撮りたければまずは「明るい場所」で撮りましょう。

 

家の中ならなるべく明るい窓際や照明のところで。特に色の黒い子はぶれやすいのでより明るさに注意が必要です。

 

とにかく常にシャッターチャンスを狙っていよう

レトリーバー,写真

何をするかわからなから面白い。そしてかわいい

 シャッターチャンスはいつ訪れるかわかりません。

 

ですからいつでもさっと手に取れる場所にカメラを置いておきましょう。スマホでもOKです。

 

とにかく「いつでもどこでも」撮れるようにしておくことが大切です。

 

この時、「明るさ」というのは確保出来ないことも多いでしょう。

 

常にパピーが明るいところにいるとは限りませんからね。その場合は明るさにこだわり過ぎないように。

 

なぜなら、綺麗な写真を撮ることよりもその瞬間を切り取っておくほうが大切だからです。

 

日に日に成長していくパピーの姿は次の日にはもう変わっているかもしれません。

 

大型犬の成長は本当に早いのですから。

レトリーバー,写真

さりげない日常も大切な写真になる

 

綺麗な写真もブレブレの写真も、後で見たら思い出の一枚になるに違いありません。

 

尻尾の先だけだって写っていたら宝物の一枚です。

 

かくいう私、愛犬の写真は失敗のようなものでさえ愛おしくて捨てられず、データが膨大になるばかりです。

 

寝ている姿を狙え!

レトリーバー,写真

ずっと見ていられるかわいさ。でも写真も忘れずに

                                                                       

実はじっとしている時間が多いのもパピー。だって一日の大半を寝て過ごしているのですから。

 

と言ってもそれは本当の赤ちゃんの時で、すぐにそういう時期もすぎてしまい次には恐ろしく動き回る時期がやってくるのですが。

 

でも犬ってすごくよく寝ますよね。だから寝ている時もたくさん写真を撮っておきましょう。

 

あらゆる角度から、あらゆるパーツを、近くから、遠くから。

 

どんなところもかわいいからきっと撮りながら夢中になってしまうと思います。

レトリーバー,写真

我が家のRepettoがパピーだった頃の足裏。Rubyの写真はほとんどないのが残念

 

たくさん遊んで電池切れした時は最大のチャンス! 相当近寄って撮っても起きないはずです。

 

ただしあっという間に充電完了するのもパピーの得意技なので、起きてまた動き回るまでに思い切り撮影してください。

 

白目をむいて寝ているところも、大股開きになっているところも、とにかく全部撮りまくりましょう。

 

それから、フォトグラファーが言うのもなんですが、出来れば動画も一緒に撮っておくといいですよ。

 

スースーという寝息、おなかが上下する様子、それらを写真とは別に撮っておくと思い出の相乗効果が得られます。

 

決まった場所で撮り続けるのも面白い

レトリーバー,写真

シンプルなバックがおすすめ。パピーの頃と比べてみよう

 

これは何年続けても良いと思うのですが、パピーが来たらぜひ「定点観測(撮影)」を開始してみてください。

 

同じ場所に座らせて成長の過程を撮影していく、ただそれだけですが後に大きな記念になること間違いありません。

 

その場合、できれば背景はシンプルな壁が良いです。

 

これも「余計なものを入れないことで主役を引き立たせる」という写真のセオリーです。

 

それに背景に何かを入れてしまうと、環境が変わった時に同じように撮れなくなってしまいます。

 

撮影は生後3ヵ月くらいからなら毎月、パピー期が終わって成長が落ち着いたら1年ごとくらいで良いと思いますが、それもみなさんの自由です。

 

お誕生日の記念に毎年撮る、というのも素敵だと思います。

 

家族写真のすすめ

レトリーバー,写真

はじめまして。よろしくね

 

そしてこれはおすすめというよりお願いになるのですが、

 

「自分(たち)も写真に入ってください」

 

タイマーセットでもスマホの自撮りでもOK。恥ずかしがることはありませんよ。

 

SNSに上げるためのものではなく、自分たちだけが見るもだと考えればきっと楽しんで撮れるはずです。

 

あっという間のパピー期を色々な写真を撮ることで味わいつくしましょう!

 

そして更に可能であれば、プロに撮影を依頼してみてください。

 

自分たちがどんな風に笑って、どんな風に家族として生きているか、プロならではの感性と技術でその瞬間を切り取ってくれるはずです。

 

 

執筆者:Roco

『ヒトとイヌ』を永遠のテーマにしているフォトグラファー&ライター。

撮影・執筆の他、写真のレッスンも行う。

フォトグラファーになるきっかけを作ってくれた英国ゴールデンのRubyは15歳2か月で虹の橋へ。 現在の愛犬はトイプードルとオーストラリアン・ラブラドゥードル。

子供の頃からの夢は「ドリトル先生になること」

 

Facebook:Roco ~LoveLetters~ 写真と言う名のラブレター

 

 

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