名前を付ける、呼ぶ。愛レトへの最初のギフトについて考えました
毎日呼んでいる愛レトの名前。呼ぶほどに愛おしさが募る大好きな名前。一緒に過ごしている間、どれくらいその名前を口にするでしょう。そんな大切な「名前」のこと、改めて考えてみました。
目次
レトリーバーを迎えると決めた時から始まるたまらなくワクワクする悩みとは
犬との出会いは偶然で必然。
私はそんな風に思っています。
迎えようと探していていた時のことでも、思いがけなく突然決まったことでも、それがどんな出会い方であろうと「こうなる運命だったのだ」と感じることが出来るからです。
お迎えまでに時間がある場合はワクワクが高まって夜も眠れないほど。
これからの生活への大きな期待とほんのちょっとの不安。
そんな中、考えるべきことはたくさんあります。
クレートは? ベッドは? フードやフードボウルは? トイレは?
首輪? それともハーネス? リードはどんなものにしよう?
この他にも家庭によって必要なものや欲しいものがあると思いますが、とにかく今はどのアイテムにしても選択肢がたくさんあるので「うちの子に似合うもの、我が家に似合うもの」を探すのはとても楽しい作業です。
物質的なものだけでなく、しつけやかかりつけの動物病院をどうするか、なども考えておく必要がありますよね。
本当にたくさんの準備が必要ですし、こだわればこだわるほどたくさん悩むわけですが、どうしたってワクワクの方が大きくて、こんな幸せな悩みはないでしょう。
一番の幸せな悩み、それは名前を考えること
レトリーバーと暮らす、そう決めてから頭の中を一番巡るのは「名前はどうする?」ということだと私は思っています。
ベッドや首輪などは買い替えることができます。
でも名前は一度決めたら一生のこと。
そしてレトと私を繋ぐ何よりも大切なもの。
みなさんはどのようにして愛レトの名前を決めましたか?
名前の決め方はその子の見た目、色や風貌からということはとても多いように思います。
インスピレーションが湧きやすいからかもしれませんね。
そしてそこで浮かんだ言葉を他の言語に変換したり、アレンジしたり。
いくつかのもしくはたくさんの候補の中から「この子に似合う名前はどれだろう」と考える時間、悩む時間、それはとても幸せな時間です。
悩むことがこんなに幸せだなんてこと、他にあまりないと思いませんか?
悩むことさえ幸せにしてくれるレトの存在って本当に素晴らしい。
うちの子最高!
初めて名前を呼んだ時の照れ臭さと当たり前になっていく幸せ
付けた名前を最初に口にした時のことを覚えていますか?
散々悩んで、紙に書いたり声にしたりして決めた名前。
でもその名前の持ち主となったレトを目の前にしていざ呼ぶとなると、なんだか照れ臭い。
そんな気持ちではありませんでしたか?
私はいつもそうなのです。
真っ白なスニーカーがピカピカすぎて気恥ずかしいように(この例え古いですか?)、目の前のその子も名前もピカピカでキラキラで眩しすぎるのです。
例えその言葉自体は珍しいものではなくて普段から口に出すようなものだとしても、名前として我が子に向かって口にするのはとにかく照れてしまいます。
この気恥ずかしさは少しの間続きます。
なんて表現したら良いのか今はまだ見つけることができませんが、愛ゆえであることは確かです。
そしていつしか照れることなどなくなり、その名前で呼ぶことが当たり前になっていきます。
きっとそれはあっという間。
名前を考えて決めて呼び始めて、当たり前になっていく。
その子と名前が融合するような感覚。
その幸せは自分の名前を認識したレトも同じように感じていてくれると信じています。
名前は愛レトへの最初のギフト、愛の証
名前というのは愛犬へ贈る最初のギフト。
これからよろしくね。幸せになろうね。
名前そのものだけでなく、そんな気持ちもギフトかもしれません。
犬という動物はその存在そのものがギフトであり、私たち人間がどんなに色々与えようと思っても犬たちから受け取るものの大きさには敵いません。
もちろん犬たちは『これだけ与えたのだからお返しを』なんて思ってもいないのですが。(この純粋さがまた素晴らしい)
それでも人間は何かしらお返しをしたくなってしまうもの。
こうしたら喜ぶかな? こういうのが好きかな? とか。
それはそれで素晴らしいことだと思いますが、喜ばせようとするのではなくただレトの幸せを願って付ける名前という行為は純粋な愛の証ではないでしょうか。
いつか思い出になっても、その名前は永遠に私たちのもの
旅立ってもう13年が経つ私のパートナー、Ruby(ルビー)のことを少し。
ブリーダーさんのところで出会い、お迎えまでの2週間ほどの間に考えていた名前は別のものでした。
でもお迎えに行って帰宅する途中の車の中で「違うな」と思ったのです。
そして閃いたのが「Ruby」という名前でした。
15年という月日の中で、この名前を何度口にしたことでしょう。
優しく、楽しく、静かに、ひたすら名前を呼びかけ続けた15年間でした。
あ、もちろんパピーの頃は強い口調で叱ることもありましたが。(笑)
そして旅立った今でも心の中で、言葉にして、呼びかけ続けています。
「Ruby、愛してるよ」
「Ruby、元気にしてる?」
「Ruby、会いたいよ」
「Ruby、私どうしたらいい?」
Ruby、Ruby、Ruby…。
家族や友人たちとは思い出話もよくしますし、SNSでの発信やこうした記事で文字にすることも多く、目の前にRubyがいなくても本当にたくさん名前を口にし、目にしています。
名前は旅立ってなお、私たちを繋ぐもの。
実は昨年(2021年12月)にRubyの妹分であったトイプードルのRocca(ロッカ)が旅立ちました。
Roccaに対しても同じように名前を呼び続けています。
一緒に暮らした日々は遠くなっていったとしても、その思い出と共に名前は永遠に私たちのものとして残るのです。
今回は「名前を付ける」ところからから書きましたが、保護犬などで例えすでについていた名前だったとしても同じですよね。
誰が付けたかより愛を込めて呼び続けることが大切なのですから。
さぁ、今日もたくさん愛レトの名前を呼びましょう!
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以下は参考として掲載します。
全犬種対象なので小型犬が多いのではないかと思いますが、レトリーバーだけだとどうなるのか知りたいところです。
※参考※
犬の名前ランキング2021
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<総合>
- ムギ
- ココ
- ソラ
- モカ
- マロン
男女別、6位以下などの詳細はこちらからご覧になれます
アニコム損害保険株式会社サイト
https://www.anicom-sompo.co.jp/special/name_dog/dog_2021/
Roco
『ヒトとイヌ』を永遠のテーマにしているフォトグラファー&ライター。
撮影・執筆の他、写真のレッスンも行う。
フォトグラファーになるきっかけを作ってくれた英国ゴールデンのRubyは15歳2か月で虹の橋へ。 現在の愛犬はトイプードルとオーストラリアン・ラブラドゥードル。
子供の頃からの夢は「ドリトル先生になること」
Facebook:Roco ~LoveLetters~ 写真と言う名のラブレター
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